ゲストハウス ラミリア
カンボジア、シェムリアップに移住した翌日。昨日は夜中まで飲んでいたこともあり、昼ごろに目覚めました。
ぼけーっと異国の景色を眺めていると、不安と期待の混ざった、なんとも言えない気持ちになりますね。
同居人の雅氏が、会わせたい人がいるから来て欲しいと言い出したので、着替えてシェムリアップの町へ繰り出します。
雅氏の家から、昨日歩いたナイトマーケットの方へ。家から10分程度。
Lamillia(ラミリア)というゲストハウスに慣れた様子で入っていく雅氏。ここのオーナーに何かと世話になっているようで、挨拶しておきましょうとの事。
ここ、いわゆるゲストハウスってとはちょっと違う感じですね。ドミトリーはないし、完全個室で広い庭があります。
カンボジアのゲストハウスはコンクリートで埋め立てた上に、建物を建ててるタイプが多いので、緑のある庭ってのは珍しいですね。庭にはバナナなども普通に生えていました。
ハンモックやらBBQ用のグリルなどもあり、たまに宿泊客や友達を集めてパーティなどを催すとの事。
ビリヤードの台もあるので、旅人同士ゲームで盛り上がったりも出来ます。
俺はビリヤードの経験値がゼロ。ムチャクチャに「おるぁあ!」って台を壊す勢いで玉をぶっ叩いていると、それを見かねた知らん外国人がやり方教えてくれたりします(笑)
部屋の中も見せて貰いましたが、これは快適そうですな。クーラーあるし。うちの家はクーラー無いので灼熱です(笑)
シャワールームも広々。因みにトイレの横についてるシャワーみたいなのはカンボジア式ウォシュレット。
これでハイシーズン(10月~1月)でも1泊20USDなら安いんでは?旅行で来る時は是非とも使ってあげて欲しい…と思っていたのですが、この1年後ぐらいかな?ラミリアは営業をやめてしまいました。
シェムリアップ ゲストハウス ラミリア La Petite Miliiaに名称変更しました
→なんやかんやで完全に営業終了。悲しいですね。
オーナー La Ciel
庭にあるフロントで、ラミリア・オーナーのシエルを紹介されました。
シエルは8年間日本の建築業界で働いていたらしく、日本語はペラペラ。その時貯めたお金でゲストハウスを始めたそうです。「ボクには夢があるから!夢叶える為に今もガンバってる!」みたいな事を平気で言う熱いヤツでした。
ご飯をご馳走になった後、アンコールビールを飲みながら、カンボジアという国の歴史やら、このゲストハウスを作った時の話やら色々と聞きました。
シエルが生まれた頃はまだ内戦が完全に終わってなくて、みんな本当に貧しかったそうです。思い出すのもイヤだと言ってました。
内戦で多くの人が亡くなり、その結果、今でも国民の平均年齢は20代。昭和30年代の日本みたいな状況なわけですね。
内戦が完全に終わって、地雷の撤去も進み、アンコール遺跡群を見に世界から人が集まり始めたカンボジア。来年からはASEANがEUみたいな形になるので益々発展していくはず。やっと、みんな豊かになれる!みたいな話を楽しそうにしていました。いいね!そういうの。
アンコール遺跡群の歴史の話がおもろい
アンコールワットなどの歴史に関する話が興味深く、かなり面白かったですね。シエルは大体の遺跡が何世紀に作られて、どういう王さまが統治してたかなどが頭に入っているらしく、大変勉強になりました。
アンコールの遺跡群はその時その時の王の信仰により作る建物やモニュメントも変わるらしく、仏教寺院とヒンズー教寺院が混在する形になってるそうです。日本の神社、仏閣も長い歴史の中で色々あって融合していったけど、そういう感じかな。
同居人の雅氏は心の底からそういうのに興味がないらしいので、一人で行くしかなさそう(笑)
色々と話し込んでいると、もうすっかり夜に。
晩飯のチャーハンまでご馳走になってから帰りました。なんだかんだ今日1円も使ってないな…。カンボジアは貧しいというイメージがあると思いますが、シェムリアップに関していうと、お金持ちがかなり多い気がします。めちゃくちゃ奢られた記憶しかない(笑)
そして、この後1年ぐらいでラミリアには色々と激動の日々が訪れ、最終的に営業を終える事になります…。
なんだかんだかなり遊びに行きました。遺跡やオールドマーケット、ナイトマーケット、パブストリートなどの観光で行くところへの案内はもちろん、村の結婚式や祭りにも参加させてもらい、普通の観光では見ることの出来ないカンボジアの姿を見ることができました。
カンボジア シェムリアップのクリスマスと年末年始
このページの目次1 カンボジアで迎えるクリスマスと年末年始2 大晦日もパーティだらけ カンボジアで迎えるクリスマスと年末年始 カンボジア、シェムリアップに来てはや1ヶ月。年末が近づいてきました。カンボ ...
つぎはカンボジアで過ごす年末年始です!
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