東南アジア、カンボジアのシェムリアップに移住しました。シェムリアップはアンコールワットなどのある町です。今回は、リーズナブルな中国東方航空の飛行機でカンボジアに向かいました。上海での乗り継ぎもカンボジアの入国手続きなども含めて不安でしたがなんとかやってきました。一人で海外にいくのはハードル高そうですが意外となんとかなります。
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中国東方航空でカンボジア・シェムリアップへ!
11月の下旬、俺は福岡国際空港に降り立ちました。半年間の沖縄の旅を終えて今日からはカンボジアへ。しかも、普通に旅しに行くのではなく、数年間のちょっとした移住。
これまでの人生でも、海外に行く事は何度かありましたが、乗り継ぎがあるのは初めて。ついでに一人で海外にいくのも初めて。
旅立つにあたり、事前にwebで入念にカンボジア入国手続きのやり方を調べましが果たして大丈夫でしょうか…。
不安要素はいくらでも出てきますが「とりあえず行ってみないとわからない」という事で腹をくくりました。
福岡からカンボジアまでの飛行機は安いものを探した結果、中国東方航空の上海経由の便にしました。片道4万円。ちなみに往復で買うともっと割安になります。だいたい往復で5万~6万円で買えます。
カンボジアまで安く行きたいという場合は、中国東方航空か、ベトナム航空で探すといいと思います。
出国する前に必ずやっておく事
- 空港の銀行でUSDにいくらか両替しておく。俺はとりあえず200$両替しました。
- 入国関連の書類の書き方をスマホで画面キャプチャーしておく。
- 空港で使いそうな英語のフレーズなどもキャプチャーしておく。→電波が無くても見れるから。wifi繋がらない場所の方が多いのです。
- 横4cm✕縦6cmの写真を必ず取っておく。
余裕があるならビザも先に取っておいた方がいいかも。カンボジアは空港で手続きすると最初はビジネスビザくれないので。
手荷物も重さ超えてるとお金を取られるので、チケットを取る前に重さと金額がどのくらいか調べておいたほうがいいと思います。
とりあえず、搭乗手続きを終わらせようとチェックインカウンターへ。
国際線に乗るの自体が数年振りだし、乗り継ぎは初めてだけど、まぁ、何とかなるだろと思ったら、早速出国前にアクシデントに見舞われました(笑)
「帰りのチケットがない場合、入国拒否される可能性がある。最悪そのまま日本に戻される可能性もあるが、それでもいいのか?うちは責任持ちませんけど?」的な事を偉い人に説明されました。
そういう訳で、誓約書みたいなやつにサインをして搭乗口へ向かいました。これで入国拒否されたら笑うしかないですね。
中国東方航空の飛行機でカンボジアに向けて出発
先ずは上海まで一時間ちょっとのフライト。良く晴れていていい景色。
中国東方航空は安いけど、機内は想像したのと違って結構キレイでした。国際線の機体は良いものを使っているようです。中国の国内線はカオスらしいですが。
高度を上げて、安定すると、機内食を配り始めます。中国東方航空の飛行機は、安い割りに機内食が付いています。
CAもみな中国人なので、何を言ってるか全く分かりませんが、無事にご飯にありつけました。
おかずの味は結構良かったですね。魚の煮物みたいなヤツで(上海カンボジア間はチキンのクリーム煮だった)普通にうまい。ただ、米の匂いが日本のと違ってなかなか強烈。食えなくはないけど、美味いって感じではないかな。
機内食を食べ終わると、飛行機は高度を下げ始めます。中国が見えて来ました。
上海空港に無事に到着。人生初の中国です!
第1の関門上海空港での乗り継ぎ
ビビっていた乗り継ぎも、実際やってみるとめっちゃ簡単でした。
上海に着いたら、とりあえず皆に着いて行き、出口の方へ向かいます。
少し歩くと「Transfer」と書いてる案内板が出ています。そこに乗り継ぎ用の受け付けがあるので、航空券とパスポートを見せて、荷物チェックするだけ。
だいたい向こうで、こうしろあーしろと言ってくれます。あとは自分の乗るゲートで待つだけ。同じ航空会社で乗り継ぎする場合は、中国への入国手続きなども必要ありません。
そして、これが「航空会社が違う便で乗り継ぎする」場合は、手続きがめちゃくちゃ大変になるそうです。カンボジアへ行く際は、同じ航空会社を乗り継ぎして行く事をおすすめします。
上海での待ち時間が4時間近くあるので、売店で青海ビールを買って飲んでダラダラ過ごす事にしました。
上海は日本語通じるし、日本円で支払うのもOKなお土産屋があって助かりますね。
搭乗口で待っていると、英語でアナウンスがあって、よくよく聞いてみると俺の乗るやつは何かトラブルがあって、出発が遅れる、搭乗口も変わるようです。
こういう事はよくあるそうなので、アナウンスには耳を傾けておいた方がいいですね。乗る便の番号だけ覚えとけば、アナウンスがあったら分かります。
結局、1時間近く遅れての出発になりました。
ここから4時間近くのフライトかぁ。ネットの書き込みなどを見ると、中国東方航空は、日本から中国までは普通。LCCより快適だけど、中国から他の国に行く便はカオスというのが多かったんですよねぇ。実際、どんな感じなんでしょう?
上海までの飛行機は、日本人や白人などが結構いましたが、上海からシェムリアップへの飛行機は99%中国人でした。俺以外はみんな中国人(笑)
機体自体は、サイズは小さいけど、きれいなものでした。座席も窮屈ではありません。
離陸し、シートベルト着用サインが消えると、みんな立ち上がって通路でめっちゃ喋ったり、酔っ払ったオッサンらが歌ったりし始めます。確かにカオス。
飛行機が怖いって人は、気が紛れるのでいいと思います。シーンとしてるほうが怖いよね。
隣の席の夫婦もなんやかんや親切にしてくれました。わざわざipadで見てるドラマ?とかをこっちにも見せてくれたり(ドラマの内容は全く分からんかったが)CAとの間に入って飲み物やら頼んでくれたり。
日中の政治的な色々は置いといて、個人レベルでは普通に良い人達でした。
どこを飛んでるかも全くわかりませんが、たまに見える夜景がきれい。
3時間ほど経つと、飛行機が高度を下げ始めました。真っ暗な森と、巨大な湖が見えてきます。神秘的で美しい。
これが、カンボジアか…。上から見ても、明らかに日本の景色とは違いますねぇ。この時は「これがトンレサップ湖かー」と思っていましたが、飛行機から見えるのは西バライという人工の湖です。
カンボジア到着! 第2の関門 入国審査の書類系
到着する前に、飛行機の中で入国カードとか税関の書類を書いておきます。シェムリアップが近くなると、CAさんが配ってくれるので受け取りましょう。
これは、書き方をググって、キャプチャーを撮っておいたほうがいいですね。
書類系は何回か書いてると、書き方が分かってくるけど、いきなりだったらキツいですね。周りの中国人達もみんなで教え合っていました。
このサイトは細かく説明を書いてくれてるしPDFでもダウンロード出来るのでほんとに助かります。アンコールワットなどを見に来る人は読んどいたほうがいいと思います。
生まれてはじめて来たカンボジア。ムワッと蒸し暑く、東南アジアに来たという実感が湧いてきますね。ちなみに時差は2時間です。
ここから入国審査になります。一緒の便で来た中国人や、その直後に到着した韓国人団体の行く方に、とりあえずついて行きます。
ビザ申請の用紙を、スマホでお手本を見ながら書いて、ビザの申請カウンターに並びます。
これもキャプチャー撮っておいた方がいいですね。空港はwi-fiがあるだろうなどと油断してはいけません。wi-fiはあってもまともに繋がらないと思ったほうがいいですね。
ビザの申請カウンターは、人がいっぱい並んでるからすぐ分かります。入国用の建物に入って右側。写真の右側にあるカウンター。ビザの申請用紙と写真を渡して数分待つと呼ばれます。
個人的にはこれが分かりやすかったですね→ 入国審査で使える英語表現とテクニック
ビジネスビザを申請したけど、噂通り旅行用の30日のビザでした。検問みたいなところで指紋と顔写真を取って、カンボジア入国!!
初めてのカンボジア!アンコールの町シェムリアップ!
夜中のシェムリアップ空港から外に出ます。ここから、シェムリアップのメインになる町までは結構距離があるようです。
カンボジアに一足先に移住した先輩の雅氏が、TukTukというバイクタクシーで空港まで迎えに来てくれていました。↓こんなやつ。
空港からシェムリアップの町までは、だいたいTukTukかタクシーで行く感じです。とりあえず乗ってホテルの名前などを伝えれば連れて行ってくれます。タクシーは空港の出口を出てすぐ左側に受付があります。
TukTukの場合はボッタクられないように、先に料金聞いたほうがいいでしょう。俺が乗る時はだいたい10$~15$ぐらいでした。シェムリアップはボッタクリはそこまでないそうですが、一応気をつけて。
雅氏の家まで走っている途中で気づいたのですが、カンボジアの交通ルールはめっちゃ適当でカオス。
よく事故らないよなと感心するレベル。信号とか殆どないし、車線逆走なども普通でした。軽くカルチャーショック。
20分ぐらいでシェムリアップの中心街に到着。TukTukを降ります。初めて見るシェムリアップの町は、想像してたよりはキレいな町でした。
そして、アスファルトより赤土の道の方が多いので、めっちゃ埃っぽい。これも2日ぐらいで慣れますが、最初はきつかったですねぇ。
夜中のパブストリートやナイトマーケットなどを軽く見てから、雅氏の知り合いのやっているバーで再会を祝いました。
日本語ベラベラのカンボジア人や、日本人の女子大生とかもいて、普通におもしろかったなぁー。
重要事項のまとめ
- アンコールワットのあるシェムリアップまではエアアジアか中国東方航空が安い。
- 国際線の乗り継ぎは意外と簡単。行けばなんとかなる。
- 入国の書類に関しては事前に情報収集する事。通信機器が使えない可能性を考慮してキャプチャーしておく。
- 出国前にUSD両替と4✕6の写真は必ず撮っておく。
- カンボジアに関しては空港でビジネスビザを申請しても最初は旅行用のしかくれない。
カンボジアは英語が通じる国!通貨もUSDが普通に使えます(笑)
クメール語というカンボジアの言語もありますが、これはカンボジア人同士が話す時に使ってますね。外国人と話す時は、だいたいみんな英語を話します。
東南アジアはヨーロッパからの旅行者が多い場所ですが、だいたいみんな英語でコミュニケーションしてました。
クメール語は教材も少なく、かなり難解なので、まずは簡単な英語を覚えて行くといいと思います。旅行で行くときは、簡単なフレーズを覚えるだけでも困る回数が激減しますね。
旅の英会話伝わるフレーズ集 この本は旅行でよくあるシーンのフレーズばかりなので、使いやすいはず。カタカナでの読み方も書いてあるので、分かりやすいと思います(カタカナ読みでもギリギリ通じる場合が多い)。
もしくは、ポケトークなどの翻訳機があると便利だと思います。これは買わなくても、レンタル出来るので手軽ですね!
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