このページの目次
勝連城を目指して
北谷から勝連まで恐怖のドライブ 沖縄中部の旅
このページの目次1 北谷から勝連までレンタカーで行ってみよう2 筋金入りの雨男はまじで雨を呼ぶ 北谷から勝連までレンタカーで行ってみよう からの続きです ダイドーレンタカー ハンビー営業所 沖縄県北谷 ...
からの続きです
世界遺産 勝連城跡
沖縄県うるま市勝連南風原3908
TEL:098-978-7373
開所時間 9:00~18:00 年中無休
沖縄市コザから、うるま市に向けて横断していきます。道も広く一本なので快適。具志川のイオンを通り抜け、やって来ました!沖縄の世界遺産、勝連城跡!
勝連城の入口は、パッと見あまり目立ちません。危なく車で通りすぎるところでした。
勝連城跡の前にある休憩所に駐車場があります。そこに車を停めて城跡まで徒歩で坂を上っていく感じですね。
周りは完全なる緑と山のみ。下から見上げると、城壁は思ってたより小さいめかな。首里城みたいなサイズではないですね。
そう思いながら坂を上がっていくと…
めっちゃ絶景が広がっていました!海と空とか見飽きる程見たはずなのに、それでも感動してしまいますね。
うるまの海は青というより水色で、遠くに浜比嘉島や宮城島など海中道路に繋がる島々が見渡せます。
ちなみに、これから勝連城跡に行く人もいっぱいいると思いますが、ここはスニーカーで行ったほうがいいですよ。道がジャリだから。しかも石でかいし。実際コケてる人もいました。
特に女子はサンダルやら、ヒールやらで行くと大変な目に合って、上まで行く気力を無くすと思います。
沖縄の城(グスク)の造りは純和風のものとかなり違います。石の組み方が何となくヨーロピアンな感じで、四角い小さめな石を組み上げてて洒落てますね。
日本と中国それぞれの影響を受け、そこに沖縄独自の建築様式などが混ざるとこうなる訳ですな。
昔は、ここに朱に塗られた城があったそうです。それはさぞかし美しい景色だったのでしょうね。今は城壁や、基礎になる部分だけが残っています。曲線の美しい城壁と、中城湾の絶景が組み合わさると、ほんといい雰囲気。
勝連城は琉球王朝時代に阿麻和利という按司が住んでいた場所。按司というのは王子の次の位で、当時ではかなり権力があったそうです。東アジアとの貿易で栄えたかなりの強国だったそうですが、滅ぼされてしまったと。
悪政を強いる前城主を倒して、勝連城の主となった阿麻和利。彼は東アジアとの貿易を進め、大陸の技術などを積極的に取り入れ強くなっていきます。
それを警戒した当時の王、尚泰久王は娘を嫁がせ、阿麻和利を手懐ける事に成功。
しかし、その後、阿麻和利は首里城攻略を目論んだと意味不明に因縁をつけられ、王の軍に滅ぼされました。
気の毒すぎ。まぁ、本土でも戦国時代にはそういう事は当り前のように行われていた訳ですが。
勝連城から見る海は美しい
昔の事に思いを馳せ、浸っていると、旅の連れ千代田インコ氏がボソッとつぶやきました
城の最上部をみると、薄汚い野生動物が両手を広げて、ひとりタイタニックをやっていました。
一緒に連れてきた沖縄のオッサン、秋葉イノシシ(35歳オス)でした。城壁の上から我々を見下ろし、満足そうにニヤニヤしています。
俺たちも城の最上部まで上がって周りを見渡してみました。
「勝連の周りの空気はいいですよ!」と沖縄中部出身の知り合いが言ってたけど、これは確かに良い空気。海、空、緑がすべて揃っています。360度すべてが見渡せる場所。空が近い。これは絶景。
1時間ぐらい、世界遺産を堪能した俺たちは、海中道路を目指して出発しました。勝連城跡、サイズは小さめですが、かなりいい雰囲気の場所でした。東海岸の方まで来る時は、訪れて見てください。なんか安らぎます(笑)
海中道路と浜比嘉島 沖縄中部の旅
このページの目次1 勝連城から海中道路へ2 神のいる島 神秘の浜比嘉島 勝連城から海中道路へ からの続きです 海中道路。ここも1回見たいと思ってた場所。勝連城跡から10分くらいで、それらしきものが見え ...
へ続きます
最新情報をお届けします
Twitter でasafukuoをフォローしよう!
Follow @asafukuo