3月の末、伊豆大島を旅してみました。東京の離島、伊豆七島最大の島。竹芝桟橋からジェット船「セブンアイランド」に乗り伊豆大島へ。あいにくの悪天候でしたが、三原山トレッキングや椿祭りを見てきました。べっ甲寿しやクサヤなど、伊豆大島の特産品もしっかり味わい、なかなか楽しい旅になりました。浜松町から1時間45分で行けるので、関東在住の方にはおすすめです。
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伊豆大島 伊豆七島最大の島へ
伊豆大島
見どころ 三原山・裏砂漠・地層切断面・大島公園
名物 椿油・べっ甲寿司・クサヤなど
暖かくなってきた3月の下旬、伊豆大島を旅する事になりました。沖縄離島の旅もいいけど「東京にも島あるんだよな…。行ってみるか」というわけで伊豆大島。
伊豆大島とか三原山とかいう単語はよく聞きますが、一回も行ったことがない場所。東京に何年も住んでいる人でも、そういう人多いんじゃないでしょうか?
伊豆七島は、そのうち行ってみたいと思っていた場所でした。その入り口として伊豆大島が最適みたいですね。ちょうど、椿祭りというお祭りが開催されているらしいので、それも楽しみ。
そんなわけで、俺たちは朝8:00に浜松町の駅に集合しました。伊豆大島に行く場合、竹芝ふ頭からフェリーやジェット船で行くのが一般的なのです。
今回の伊豆大島の旅の相棒は、沖縄の旅にもよく一緒に行った千代田インコ(顔が鳥系)氏。
竹芝客船ターミナルまでは浜松町駅から徒歩約8分。駅から海の方に向かって歩いていくだけ。意外と分かりやすいかな。
前日までは春の到来を感じる暖かい日が続いていたのですが、何故か本日に限って空は禍々しく曇り、気温は8℃…。
山に登ってたら暑くなるだろうと、ヒートテックのTシャツに、ナイロンのパーカーのみで来た俺は、この後めちゃめちゃ後悔する事になります(笑)
伊豆大島へのアクセスは東海汽船のジェット船が便利!
東京~伊豆大島 ジェット船の料金
料金は時期によって変動しますが、だいたい片道7,000円~8,000円です。料金表はこちら
伊豆大島までは、東海汽船のジェット船で向かいます。セブンアイランドという名前のカラフルなかわいらしい船。
ジェット船は普通の船と違い、強力なエンジンで海水を吹き出し、船体を浮かせ海の上を走っていくというか、飛んでいくという優れもの。
竹芝から伊豆大島まで、通常のフェリーなら6時間かかる距離ですが、ジェット船なら1時間45分で着いてしまうんですね。
竹芝客船ターミナルに入ると、右手に受付窓口があります。
ここで乗船券を発券してもらいましょう。予約番号を伝えるだけなので簡単です。予約方法はこちら
今回はネットで予約しておきました。ネット予約できるのは便利ですね!※ネット予約の場合、先払いでクレジットカード決済のみです。
今回はネット予約の割引で片道6,130円になりました。時期的に観光客が少ないのもあるのか、ちょっと安いみたいですね。
ジェット船は、飛行機並みに持込手荷物制限があります。身の回り品(リュックとかバッグ系)と手荷物2個まで(2つ合わせて三辺の和が120cm以下かつ、総重量20kg以下まで)など、かなり細かく決まっています。
伊豆大島に行くときは、あまり大きな荷物は持っていかない方が良さそうです。
伊豆大島までジェット船でレリゴー
俺たちを乗せた、ジェット船「セブンアイランド 友号」が出港しました。
最初はゆっくりですが、船が浮いて来るとかなりのスピード。この海の上を飛んでる感じはちょっと楽しいですね。
伊豆大島は房総半島と伊豆半島のちょうど真ん中あたりにある島。東京湾と相模湾を抜けて行った先にあります。
この日まで全く知りませんでしたが、東京湾周辺にはクジラやイルカなどが大量にいるらしく、稀に衝突事故も発生するとか。実際、航海中何度か減速して進んでいました。
天気がよかったらもっと船旅を楽しめたかもしれません。ちょっと景色が灰色すぎますね(笑)
伊豆大島に到着 岡田港からバスで元町港へ
1時間45分の航海を終えて、ジェット船が伊豆大島、岡田港に到着しました。
伊豆大島には岡田港と元町港という2つの港があって、波の状態によって発着する港が毎日変わります。
ほぼ70%は岡田港ですが、たまに元町港になることもあります。行きはいいのですが、帰りはどちらの港から船が出るのかチェックしておいたほうがいいでしょう。
今回は伊豆大島の繁華街、元町港にあるゲストハウスに宿泊します。岡田港から元町港へはバスで向かいます。
1番乗り場で待つこと10分。黄色いバスがやってきました。
伊豆大島のバスは、時刻表などを見るとかなり複雑ですが、実際に島に着いてみると、そこまでややこしくなかったかな。
大島公園ラインのバスに乗れば岡田港から元町港に行けます。
岡田港~元町港 バス 大島バス
料金:360円 所要時間:約20分
伊豆大島 元町港に到着
20分ほどバスに揺られて元町港に到着。岡田港とは雰囲気がちょっと違いますね。ゲストハウスやホテルなどはこの元町港の方に集中しています。
ここが元町港のメインストリート。お土産屋さんなどが並んでいます。
初めていく場所では、最初にコンビニや商店、スーパーなどの場所を把握しておくと滞在中かなり便利です。
ちょっとウロウロしてみましたが、スーパーが何軒かありました。ちょっとした買い物はスーパーですればよさそう。コンビニは一切ありませんでした。
元町港の中にも入ってみましたが、閑散としておりました。
ここにはトイレがあるので、覚えておくと便利かも。いざという時は元町港のトイレ。
元町港からは三原山が見えました。
元町港には飲食店がいくつかあります。とりあえず三原山登山の前に、伊豆大島名物のべっこう寿司を食べてみることにします。
かあちゃんで食べる「伊豆大島名物 べっこう寿司」
かあちゃん
大島町元町1-17-9 TEL:04992-2-1127
営業時間:10:30-15:00 定休日:火曜日
べっ甲寿司とは、唐辛子醤油に漬けた白身魚の刺し身を使った寿司の事。
ピリッと辛く、後を引く味だとか。なんとなく味の想像は付きますが実際どうなんでしょう?
元町港から歩くこと1分。「かあちゃん」というお店で食べることにしました。なかなかインパクトのある店名と外観。
店内に入るとサイン色紙が壁中に貼ってありました。けっこー有名なお店だったようです。
席は、カウンター席と座敷があります。カウンターの前には生簀があって伊勢海老がうじゃうじゃいました。ちょっと引くぐらい。
俺たちはカウンターに座ってとりあえずビールを注文。
こちらがメニュー。目当てのべっ甲寿司の他にも「磯ラーメン」や「クサヤ」など気になって仕方ないものが色々とあります。まぁ、この辺は次回の楽しみかな。
ビールを飲みながら待つこと数分。運ばれてきたべっ甲寿司と伊勢海老入の味噌汁。思ったより豪華!これで1000円なら納得できますね。
ちなみに、べっ甲というのは、タイマイというウミガメの甲羅の加工品の事です。工芸品や装飾品などでよく使われています。ただ、そのせいでタイマイは絶滅しかけてたんですよね…。タイマイは沖縄の慶良間諸島に行くと高確率で出会えます。
べっ甲寿司は、単純に美味いですね。普通の寿司より好きかも。
インコ氏はこの味にがっつりハマったらしく、帰りに「べっ甲用の醤油」を大量に購入しておりました。今も、たまに自家製べっ甲丼とドヤ顔の写真などを送りつけてきます。
腹一杯になった俺たちは、ゲストハウスにチェックインして荷物を置いて、三原山登山に出発しました。
伊豆大島 霧の三原山を登ってきた!
3月の末、伊豆大島へ三原山トレッキングへ行ってきました。三原山頂上バス停から火口まで歩き、テキサスコースで裏砂漠を抜け、椿祭りの行われている大島公園へ。元町港から反対の大島公園まで島を横断するルートで ...
次は霧に包まれた三原山を登山します。
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