伊雑宮は謎が多く、ミステリアスなパワースポットとして有名な内宮の別宮。その先にある天岩戸。伊勢市から遠く離れた志摩の上之郷まで近鉄電車に乗って行ってきました。
上之郷 伊雑宮へ
朝の内宮参拝と月読宮 伊勢神宮旅行記
早朝の伊勢神宮、内宮。TVや雑誌でよく見かける"宇治橋の鳥居から後光が差す姿"を撮りに行ってきました!お伊勢参りの際は是非この早朝の内宮へ参拝して下さい。神々しい景色に出会えますよ!その後、超絶パワー ...
伊雑宮は伊勢神宮内宮の別宮。羽のもっとむこうの上之郷という場所にあります。伊勢というよりは志摩ですね。
五十鈴川から近鉄山田・羽・志摩線 賢島行に乗って30分ちょっとかかります。料金は¥470。
車の旅だったら楽だと思います。電車だと、結構時間がかります。遙宮とも呼ばれる別宮です。
もうひとつの遙宮、瀧原宮もめっちゃ遠いそうです。大紀町という場所で、松坂から南紀特急バスで50分。滝原宮はまた次回行ってみよう。
近鉄の上之郷駅で電車を降ります。駅の前にはドーンと伊雑宮と書いた看板があります。看板の図を頼りに歩き始めました。
道は合っていたようで、5分ぐらい歩くと伊雑宮が見えてきました。
皇大神宮別宮 伊雑宮
伊雑宮は別宮の中でも「パワースポット」としての力が強い場所のようです。色々なサイトにそういう内容の事が書いてありました。
この伊雑宮は謎が多く、本当の天照大御神を祀る正宮はこっちだって説もあるとか。京都の籠神社と同じく、古代ユダヤとも繋がるとか、色んな説があるとてもミステリアスな場所。歴史が好きな人にはロマンあふれる場所ではないでしょうか。
実際のところは、まさしく「神のみぞ知る」ですね。
伊雑宮は遷宮が終わって新しくなっていました。ここの御祭神は当然、天照大御神御魂。
しっかりとご挨拶させて頂きました。それにしても新しい宮はマジできれいですね!
ここは、なんだろなぁ、内宮とはまた違う感じかなぁ。変に落ち着く感じ。心地よい場所です。
伊雑宮には有名なご神木があります。巾着楠という根本が大きくなった楠。
参拝を済ませ、ここでも御朱印を頂いて、神職の方に天岩戸への行き方を聞いてみました。天岩戸はここから結構遠いそうです。
まぁ、我々の足なら歩いて行けるだろと、軽い気持ちで田んぼを歩き始めました。
天の岩戸は果てしなく遠い
田んぼの中にも鳥居がありました。ここは神田ですね。神田を持つ神社は全国でも珍しいんですよね。
磯部ステーションにでた俺たちは、山に向かって更に歩きます。
1時間近く歩いて、目印になりそうなレストラン、ロイヤルの前でmapで見ると、更に倍以上の距離があるということが分かりました。想像以上に遠いですね。
天の岩戸まで「歩いて行こう」などというアホは我々ぐらいしかいないと思いますが、ほんとヤメた方がいいですね。
大司氏がすかさずタクシーを召還しました。この辺でタクシーを拾う場合は「三交タクシー志摩」0599-43-0115に電話すると来てくれます。
やって来たタクシーの運転手さんは、神話にやたら詳しく、敷石が白いとこは天津神、黒いとこは国津神を祀ってるとことか、天岩戸につくまでに色々と教えてくれました。
興味のある分野の知らない知識ってのは、やっぱ聞いててワクワクしますね。大司氏は神話の国、島根出身なので盛り上がっています。出雲の話もめっちゃしていました。
天の岩戸
そして、天岩戸に到着。徒歩では辿り着けない距離でしたね。タクシー呼んで正解でした。
運転手さんは、普段はやらないそうですが、今回は降りて案内してくれました。ありがたいよねぇ。こういうの。
天岩戸までの道は、先に進むと結構山道になるので、革靴とか女性の場合ヒールとかはやめた方がいいでしょう。
禊瀧。水の感じがいいなぁー。ここは間違いなくマイナスイオンだらけですね。
山道を登ること5分ぐらい。天の岩戸にたどり着きました。
大司氏も「おぉーっ」ってなってました。ここの写真はほとんど撮ってないというか、我々ががっつり写ってて天の岩戸があんまり見えないのばっかでした。ここは自分の目で見に行ってください。とりあえず普通じゃない場所だとは思います。
横に社があって、滝祭大神がお祀りされていました。各社をきっちりと拝んでからタクシーへ。
志摩磯部駅から名古屋へ
伊雑宮、天の岩戸に無事参拝を終えた我々は、タクシーで志摩磯部駅まで送ってもらいました。
名古屋まで結構遠いですね。とはいえ、このペースだと15時には名古屋に着くかな。帰りのバスには間に合いそうですね。
我々は特急に乗り名古屋へ向かいました。この旅もそろそろ終わりが近づいてきました。
伊勢神宮公式HP 伊雑宮 http://www.isejingu.or.jp/about/naiku/izawa.html
お参りに行く前に予習しときましょう!おかげ横丁公式のガイドブック
伊勢神宮に行ったらはずせないのが、おはらい町にある「おかげ横丁」。赤福本店やうまい伊勢うどん、豚捨のコロッケなどがある昔ながらの街並み。おかげ横丁公式の伊勢神宮ガイドブックです。参拝のルールや神々の知識、別宮について、そしてグルメガイドも兼ねた一冊。お伊勢参りのお供にはこの一冊です。¥1080円とお安くなっております。
皇居と八尺瓊の勾玉 旅の終わり 伊勢神宮旅行記
大晦日、伊勢から東京に戻った我々は締めくくりに皇居へ。帰りのバスでは奇跡のようなものを見ました!これで三種の神器を巡る旅は終わり。 このページの目次1 伊勢から名古屋まで戻ってきました2 高速バスで東 ...
最新情報をお届けします
Twitter でasafukuoをフォローしよう!
Follow @asafukuo