石垣島といえば沖縄離島の中でも人気のある島。八重山諸島の中心になる島。今回は石垣島をメインに竹富、小浜、西表などを3週間ほど旅行してきました。石垣島ひとり旅、まずは那覇空港からJTAの飛行機で石垣島へ向かい、新石垣空港からバスで離島ターミナル、バスターミナルのある石垣島の中心街へ!
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石垣島・八重山を3週間 ひとり旅してきました
石垣島
石垣島は、那覇から410km離れた場所にある人気の離島。八重山諸島の中心になる島で常に観光客で賑わっています。離島ターミナルやバスターミナルのある、石垣島の最も栄えた町までは空港からバスで40分ほど。ユーグレナモールを中心に、飲食店やゲストハウス、ホテルなどが密集しています。竹富島や西表島など八重山離島へは石垣島の離島ターミナルから高速船で行けます。八重山観光は、市役所周辺の繁華街に宿を取ると便利だと思います。
- アクセス 那覇からJTA飛行機で1時間(片道8,000円~10,000円ぐらい)
- 島内での移動手段 レンタカーかバス
- 見どころ 絶景の川平湾・マンタに会えるマンタスクランブル・平久保崎の灯台・米原ビーチとキャンプ場・青珊瑚の繁殖地 白保海岸・バンナ公園・サザンゲートブリッジなど
今日から3週間の八重山(石垣島や西表島)の一人旅へ出かけます。石垣島は宮古島と共に、沖縄離島の中でも人気のある島。昔から1度は行ってみたいと思っていました。
沖縄本島から更に南、台湾の方が近い八重山。石垣島は割と都会らしいけど、他の島は自然豊かな場所。美しい青珊瑚の珊瑚礁と、天の川の煌めく星空。沖縄本島では見ることの出来ない景色を、石垣島、八重山諸島でたっぷり堪能したいと思います。
今回は、ひとまず石垣島の離島ターミナル近くに拠点を置いて、3週間かけて少しづつ各島々へ。石垣島の川平湾や、竹富島の街並み、西表島の青珊瑚の海などをぐるっと見て回ります。
那覇から石垣島へのアクセスはJTAの飛行機で!
9:00に起きて、牧港にあるゲストハウスをチェックアウト。石垣島へは那覇空港からJTAの飛行機で向かいます。
那覇→石垣島空路
JTAの飛行機で1時間程度 料金は時期によって変動するけど、だいたい片道8000円ぐらい。
JTAは日本トランスオーシャン航空の略。JALのグループで、沖縄県なども出資している航空会社。宮古島、石垣島へ行くときはJTAを使う人が多いと思います。
美栄橋からモノレールで那覇空港まで向かい、サクッと搭乗手続き。ここ最近は飛行機を利用する事が多く、搭乗手続きはかなり簡単にできるようになりました。
2018年からは、LCCのバニラエアが那覇~石垣を飛ぶそうです。これも時期や日にもよりますが、なんと片道3,480円~という破格。ますます石垣島へのアクセスは簡単になりそうですね。
→喜んでいたのも束の間、ピーチとの合併で石垣線はなくなるそうです。やっぱり石垣島へはJTAだね。関西から行く場合はピーチの直行便が問答無用に安いと思います。
石垣島への飛行機は思ったより揺れる
飛行機が離陸。那覇から東京大阪方面へは何度も飛んできたけど、この方角に行くのは初めて。
石垣島までは、かなり低い位置を飛んでいきます。沖縄の空は米軍、自衛隊、民間旅客機で飛べる高度が決まっているらしく、そのせいでしょう。慶良間諸島がはっきりと見えますね。
「慶良間の海は上から見ても青いなー。石垣や宮古もすげーんだろな」と期待値はどんどん上がっていきます。
ただ、低い位置って気流があんまり良くないんだよね…。たまにヒヤッとするレベルで揺れます。
宮古島周辺に来ると、やたらと風が強くなってきました。飛行機めっちゃ揺れます。ちょうど今この南に台風がいるせいかも。(※帰りは台風なんかなかったけど、もっと揺れて生きた心地がしませんでした)
宮古島を通り過ぎ、石垣島が近づくにつれて段々と雲が厚くなってきました…。天気は期待できそうにないかな…。
思ったとおり、石垣島上空までくると完全に曇り。今にも雨が降りそう。
石垣島に到着!バスで石垣の市街地へ
飛行機は定刻通りに石垣島に到着。俺は人生初、新石垣空港へと降り立ちました。
新石垣空港は思ったより小さめの空港でした。全体的に白くて清潔な感じのキレイな空港。さすがは「新」と名前につくだけあるね。2013年に開港したそうです。
受託荷物を受け取り空港から外へ。ついに南ぬ島、石垣島まで来てしまいました。
つい数日前まで東京にいて、そこから関西、沖縄本島、そして今は石垣島に。変な感じというかリアリティーがないですね。感覚が現実の変化に追い付いていない感じ。
初めて見る石垣島は鉛色の雲に厚く覆われていて、マジで視界が全体的に灰色でした。
空港からはバスで石垣島の市街地まで行きます。バスターミナル行きのバスに乗ればOK。
空港から石垣市街地までのバス
所要時間は約40分で料金540円。系統4か系統10に乗れば石垣島バスターミナルまで行けます。15分に1本ぐらい来るのでかなり便利。
石垣島の中心は、バスターミナルと離島に渡るための離島フェリーターミナルがある場所。このあたりにホテル、ゲストハウス、居酒屋などが集中していて、市役所などもそこにあります。
それにしても…石垣島は、地名というかバス停の名前がかなり個性的。
バス停の名前が「サンエー前」や「かねひで前」とか沖縄のローカルスーパーの名前そのまま。どこに何があるか、わかりやすくていいけど。
その中でもとりわけ珍しいのが「ばすきなよお」というバス停。
気になりすぎてgoogle先生に聞いてみると石垣の方言で忘れないでという意味でした。ここの近くにあるこの老人ホームの名前だそうです。思ってたのより重みのある言葉でした。
バス停の名前の謎が解けスッキリした俺は、しばらくぼんやりとバスの窓から石垣島の景色を眺めて過ごしました。
一面のサトウキビ畑が広がっていて、ところどころ牛がいて、のんびり穏やかな景色が続きます。
一抹の不安を抱えたままバスに揺られる事20分。段々と商業施設が増えてきました。「都会」の部分が近づいて来たようです。
巨大なサンエーやモールタイプのMAXvalueやシマムラ、TUTAYA、ビレッジバンガードなどが見えてきました。これでひと安心。
※このあたりは真栄里という場所でどんどん発展している場所。真栄里ビーチというビーチもあって観光客に人気のエリアです。2018年にはドンキホーテもできました。
飲食店もけっこう見えました。これなら生活には不都合はなさそう。那覇や宜野湾にいるのと大して変わらないかもね。
石垣島 離島ターミナルは八重山の海の要
そこから更に数分で石垣島のメインストリートに到着。離島ターミナルでバスを降りました。
今回の「石垣・八重山の旅」は全くもってノープラン。まずは移動手段と経費をチェックしてそこからプランを練る予定です。
ここ離島ターミナルは八重山の島々を移動する海路の要。ここから竹富島や西表島への高速船が出航します。離島ターミナルは、中に入ると端から端までずらりと船の券売所、ツアーの申込み所などが並んでいます。
迷ったらとりあず安栄観光か八重山観光の窓口でチケットを買うといいと思います。八重山では安栄観光と八重山観光がメジャーな船会社で共同運行しています。この2社、昔は競合他社としてバチバチに戦っていたそうですが、2010年以降は協調路線になったそうです。
もう1つドリーム観光という船会社が独自に高速船を出しています。ここは乗り放題のフリーパスがありました。弾丸で島々を回るのなら利用するといいかもしれません。(※ドリーム観光は2018年4月から定期航路の運航を休止することに。残念。)
八重山の高速船の料金は割と安く、本数も思ったより有りました。水牛と赤瓦の町並みで有名な竹富島までは往復しても1000円程度。竹富島は天気が良くなったらすぐ行ってみたいところですね。
竹富島をひとり旅 のどかな島をサイクリング!
竹富島は石垣島から船で15分程度で行ける島。水牛がゆっくりと歩いているのどかな島です。赤瓦の古民家が建ち並び、ハイビスカスやブーゲンビリアが咲く竹富島をレンタサイクルでぐるっと1周。星砂のあるカイジ浜 ...
西表島往復は5000円ぐらいだと何かに書いてあったけど、往復2980円で行けるみたいですね。
※実際は石垣~大原港の往復が2980円。大原から上原までバスで約1時間、940円かかるので往復するとなんだかんだ5000円弱かかります。石垣から上原港に直接行くなら往復3910円ですが、上原航路は波が高く欠航する事がとても多くなります。大原航路はほとんど欠航しません。
俺はこの時はまだ西表島の広さと、上原港とか大原港の違いが分かっていませんでした。
西表島 民宿マリウドに宿泊!
マリウドは西表島の民宿。亜熱帯のジャングルやバラス島やピナイサーラの滝など大自然を楽しむための島。マリウドは西表島を遊びつくせる民宿でした。残念ながら初日は二日酔いでフラッフラでしたが、二日目以降は西 ...
有人島日本最南端の波照間島へも石垣島から高速船で行けますが、波照間航路、西表の上原航路、鳩間航路はよく欠航します。※時期によって違うけど。
波が尋常じゃなく激しいそうです。晴れていても風が強いとダメ。実際、石垣島についてから1週間近く全部欠航してました。
波照間は高速船が欠航した場合、貨物フェリーに乗っていくという方法もあるけど、曜日が決まっていて基本的に泊りがけになるので、時間的なゆとりが必要になりますね。
ざっくりと高速船の金額、タイムテーブルを調べ、広告だらけのフリーペーパーを何冊か頂いて離島ターミナルを後にしました。これで八重山離島巡りの計画が練れそうです。
次は陸路の要、バスターミナルをチェックしてみよう!
バスターミナル 石垣島の陸路の要
離島ターミナルを出て1~2分進むと、石垣島のバスターミナル。バスがいっぱい停まってるのですぐ分かると思います。
石垣島では東運輸株式会社のバスがメインになります。ほとんどの路線が東運輸株式会社のバス。
ここ、石垣島バスターミナルでは2000円で5日間乗り放題のバスチケット、みちくさフリーパスが買えます。
川平湾(片道740円)に行く時や町中循環バス、サンエー、マックスバリュに行く時などに絶対使うだろうと思い購入しました。
5日で2000円なら安いですよね。空港までもこれで行けます。石垣島観光に超便利なチケットです。
みちくさフリーパス詳細
レンタカーを借りない人はフリーパスを買った方がいいと思います。
2日ぐらいで元が取れるし、小銭探したり両替する手間がないのでめっちゃ便利ですよ。沖縄のバスではスイカやパスモなどは使えないので。
離島ターミナルとバスターミナルは石垣島にいる間は頻繁に使うと思います。最初にざっくりチェックしといて損はしないと思います。
石垣島名物 730記念碑
ざっくりと移動経路、料金などを調べた俺は、石垣の街をブラブラ歩きながら宿の方へ向かいました。
初めて目にする石垣島の景色。歩いているだけで割と楽しいものです。雰囲気は沖縄本島に近いけど、やっぱり別物かな。
バスターミナルから200mぐらい歩くと730記念碑というものを発見。
不思議に思って説明書きを読んでみると、1978年7月30日の運転右左入れ替えを記念した碑だそうです。
この車線総入れ替えの話は、沖縄の知人から何度か聞いた事があります。沖縄本島はてんやわんやで、夜中の0:00に走ってる車を全部止めて皆で車線を入れ替えたとかなんとか。石垣島では大きな事故もなくスムーズに切り替えられたみたいですね。
さて、ここから一週間宿泊する美ら宿へ向かいました。
石垣島の激安ゲストハウス 美ら宿は快適
石垣島のゲストハウス美ら宿に1週間ほど滞在しました。カプセルタイプで1泊1800円と沖縄本島より割安。清潔感もあるし、ユーグレナモールという大きな商店街に面しているので何かと便利なゲストハウスでした。 ...
次はゲストハウス美ら宿と石垣の町を散策
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