首里城を見物した帰り、暇だった俺は宜野湾まで徒歩で歩いてみました。車でしか通った事がなかった場所を歩くと色々な発見があって楽しいものです。が炎天下5時間ほどかかり人によっては熱中症などにかかる可能性もあるのであまりおすすめはしません。
アホな俺は炎天下、首里城から宜野湾まで徒歩で帰った
首里城に行ってみよう
那覇の観光名所、世界遺産の首里城。山の上にある真っ赤な城は存在感があってきれいでした。入場料820円。楽しむ要素はあまりありませんが古い沖縄の歴史を知ることのできる場所です。城内部の作りは豪華絢爛。是 ...
何度も沖縄に来てるけど、今までずっとスルーしてきた首里城。初めて見る首里城に満足したのはいいのですが、今日はこのあと特に予定がありません。
無駄な出費を抑え、かつそれなりに時間が潰せること…。
と思ったアホな俺は、首里から歩いて宜野湾へ帰る事にしました。
何も考えずに首里城から坂を下りダラダラと58号があると思われる方角へ。
普段から、だいたいの方位が分かれば歩いていけるタイプなので「まー、大丈夫だろ」とガンガン進んで行きます。しかし、進んでも進んでも朝来た道に辿り着かない…。
首里の坂を降りて、そこから歩くこと1時間弱。何故かおもろまちの看板が見えてきました。
とりあえず現在地がわかったのでなんとかなりそう。
那覇新都心(なはしんとしん)は、沖縄県那覇市の北部に位置する再開発地区のこと。1987年(昭和62年)5月に全面返還された米軍牧港住宅地区の跡地を造成したもので、大型ショッピングセンターや総合運動公園などが設置されている。
wikipedia より
確かにデカい街ですね。巨大なショッピングモールがいくつもあります。地元の人の買い物には便利でしょう。観光客目線で言うと、見馴れた店にわざわざ沖縄に来てまで行かないけど。
家電からフアッション、ブランド品に至るまでだいたいの物がここで揃います。
大きなスポーツデポがあったので、水着でも見るかってフラッと立ち寄りましたが、思った程そういうジャンルには特化していませんでした。沖縄でスポーツ店=マリンスポーツなイメージだったのだけど、ふつーのデポでした。やっぱり地元の人がターゲットなんでしょうねぇ。実際どーかはわかりませんが。
新都心を抜けてやっと国道58号に出ました。あとは道なりに北上して大謝名から坂を上がればOK。とは言えかなりの距離になりそう。かなり遠回りしたみたいですね。浦添まで来たらちょっと休もう。
歩いて見ると、今まで見落としていた物がよく見えてけっこー楽しいですね。左手に見える米軍基地のロゴが何故か居のマークでした。日本の基地だからって事なのかな?彼らの感性で処理すると、居もなんかお洒落なマークになってました。近づいて写真撮っていいものなのか微妙なので撮影は止めておきました。
浦添ぐらいまでくると流石にバテてきました…。暑過ぎる。帽子被って来れば良かった。
汗でビシャビシャな状態でファミマに入り、さんぴん茶とポークおにぎりを購入。クーラーが最高にありがたいですね。しばらくボケーっと体を冷やしてから、また歩きます。
やっと浦添のメイクマンが見えてきました。
ちょっと先にある、まんが倉庫(巨大なリサイクルショップ)で服でも見ながら休む事にします。このリサイクルショップ、まんが倉庫って名前ですが、まんがより服や家具などの方が圧倒的に多く売られていて結構便利です。
この夏からカンボジアに行くので、古着のTシャツなんかは見ておきたいところ。小綺麗な格好だとスリなどにあいそうですし。基本ボロボロのTシャツで過ごそうと思ってます(笑)。どーでもいい500円のTシャツを2枚買って、体も冷えたし、いい感じ。
もうすぐ宜野湾
そこから更にトボトボと歩いて、もうすぐ見慣れた宜野湾市に入ります。
ブルーシール本店の向こうに上間天ぷら店という看板を発見。旨そう。朝からおにぎり1個しか食べてないし、ここは食べておきましょう。
魚とウインナーとイカの天ぷらを注文しました。
これこれ。THE オキナワ天ぷら!衣が厚くて、味がついてて。これを上品な天つゆなどではなく、ウスターソースで食べます。ジャンクな食べ物程旨いですね。ウインナーの天ぷらとか意味不明過ぎですが、びっくりするぐらいうまいんです。
だらだら歩き続けてやっと大謝名の交差点に。ギラギラする太陽の下、長く続く坂道を歩いて行きます。
やっとの思いで我如古の交差点に辿り着き「キンタコうまそーだなー」「てか、遠いよなー」などと独り言をブツブツ呟きながら更に普天間の方角へ歩きました。
なんだかんだで5時間近く歩き続けた感じです。
ホームステイ先の家に帰り着くと、そこのおかんが、汗で全身ビシャビシャになった俺をみて驚いていました。
首里城からこういうルートで歩いて帰ったと報告すると、もはや呆れ果ててましたねぇ。冷たいシャワーを浴びて、しばらく放心しました。
「那覇から宜野湾まで歩く」けっこー楽しかったですね。しかし、これリアルに熱中症になりかねないので、あまり人にはお勧めはできません。
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