久米島といえば、はての浜。真っ白な砂だけでできた小さな島。久米島バードアイランドのツアーで「東洋一美しい」と言われる、はての浜に上陸してきました。さらに沖合にある珊瑚の美しいポイントでシュノーケルも。久米島は、イーフビーチやはての浜といった、砂地のビーチが有名なので、珊瑚礁のイメージがあまりありませんが、実際行ってみると珊瑚もかなりきれいな島でした。
このページの目次
久米島の最重要観光スポット はての浜に行ってみよう!
はての浜&シュノーケルツアー
〒901-3152 沖縄県島尻郡久米島町字島387-2
TEL:080-1741-1378
はての浜上陸&シュノーケルツアー 5,000円
はての浜上陸プラン 3,500円
バードアイランドのはての浜ツアー詳細
久米島 観光スポット巡り!おばけ坂・ヤジャーガマ・宇江城城跡など!
久米島は那覇から100kmほど離れた場所にある大型の離島。久米島は、見どころ満載の島。観光する楽しみが詰まった島です。海も山も揃った贅沢な時間を過ごせます。東洋一美しいと言われる「はての浜」の海だけで ...
からの続きです
はての浜は久米島から5km離れた場所にある、巨大な島のようになった砂浜。前の浜(メーヌ浜)・中の浜(ナカノ浜)・果ての浜(はての浜)の3つの砂浜の総称です。真っ白な砂浜以外何もないので、美しい海と空を360度見渡せます。
はての浜を上からみたらこんな感じ(※この空撮動画めっちゃきれいでした)。はての浜は「CMやPV撮影などでもよく使われている」というのも納得ですね。久米島の砂は真っ白でほんと美しい。釣りバカ日誌11でハマちゃんが、漂着した無人島もここです。
今回は「はての浜ツアー バードアイランド」というショップの「はての浜上陸&シュノーケルツアー」という半日ツアーで極上の景色を見に行ってきました。
まずは泊フィッシャリーナに向かいましょう
今回の久米島滞在は兼城港側にある民宿糸数を拠点にしています。港から、はての浜ツアーの船が出る泊フィッシャリーナ(イーフビーチの方)まではけっこー距離があるんですよね。
朝8:00過ぎにバードアイランドの車が迎えにきました。他のツアー参加者と挨拶などしながら20分程度ドライブ。ひとり旅の人は、こういう時に、軽くコミュニケーションを取っておくと、ツアー中「なんかしらんけど、俺だけぼっちじゃん…」といった気まずい思いをせずに済みます。
イーフビーチホテルなどでツアー参加者をピックアップして、イーフビーチの隣りにある、泊フィッシャリーナへ。ここから、はての浜へ行く船が出ています。
ツアーの注意事項などを確認して、勇太丸という船に乗り込みます。今回の参加者は、けっこーな人数ですね。家族連れやカップル、ひとり旅の女子などなど。
はての浜ツアー スタート!!
船が出港。まず最初に「はての浜上陸のみ」のお客さんを、はての浜まで連れて行くそうです。
要注意船で移動する際、水しぶきがかなりかかります。スマートフォンやカメラなどを持っていく場合、防水機能は必須です。もしくは防水用のケース、ハウジングなどに入れて持っていった方が良いでしょう。海外ブランドのシムフリーモデルや、格安シムとセットになっているスマートフォンは、非防水が多いので要注意です!※HUAWEI、OPPO、フリーテル、ASUSのZENFONEなどはほとんどの機種が非防水です。
スマートフォンを水没させると、甚大なダメージを被る事になります。買い直すのも高額な上に、旅の間の連絡手段もなくなってしまいます。人によっては飛行機のチェックインにも支障がでますよね。とにかく気をつけましょう。
段々と巨大な砂浜が見えてきました。昨日、比屋定バンタから見ていたので、何となく位置やサイズ感は分かっていましたが、近くで見るとめっちゃデカいですねぇ。
はての浜は前の浜・中の浜・果ての浜の3つの砂浜で出来ています。観光客がツアーで上陸するのは中の浜だそうです。
朝のはての浜(中の浜)に到着。はての浜上陸プランのみのお客さんは、ここで船を降ります。
シュノーケルありの人達はそこから、更に沖合のポイントに移動します。シュノーケルを楽しんだ後、はての浜に上陸しのんびり過ごすというスケジュールになっています。
※はての浜上陸プランでも、はての浜遊泳区域でのシュノーケルの際使用するマスクフィンは無料でレンタル出来ます。
はての浜の沖合でシュノーケル
やっさんポイントバードアイランドのはての浜ツアーで行けるシュノーケルポイントです。大きな珊瑚が生えていて、熱帯魚が集まる場所です。はての浜の周辺の海の中より全然キレイだと思います。
はての浜から行くこと10分程度。はての浜の沖合、リーフギリギリの場所に到着。
ここはやっさんポイントと呼ばれる場所。船から撒き餌をすると大量に魚が集まってきました。さっそく飛び込んでみましょう。
スズメダイやベラなどが、ちょっと引くぐらい集まっています(笑)
マジで団子みたいになってますね(笑)。ここの魚達は、人間がいるとそこにもワラワラと集まってきます。
真顔でグイグイ迫って来ます。この距離感(笑)
といった事を思っているんでしょうねぇ。人を恐れるとかいう感覚はもはやないのでしょう。
海の中には、巨大な黄色い珊瑚がいくつもありました。その周りをスズメダイなどがヒラヒラと舞っています。
ここに生えてる珊瑚はマジで立派。巨大。魚たちも住みやすいんじゃないかな。
そういえば今回はニコンのクールピクスデビューの日でした。去年、防水カメラを海の藻屑にして(3度目)買い直しました。けっこーブレるのと、水中用モードで撮ると赤みがちょっと強いけど、まぁまぁ使い勝手は良かったですね。30Mまではハウジング無しで行けるそうです。3万円ちょっとで買えます。とりあえずこのカメラには数年は頑張ってもらいたいですね。 Nikon COOLPIX W300
大きな珊瑚の塊から少し離れたところにも、ところどころに黄色い珊瑚が生えていました。
やっさんポイントは泳げない人や子供でも楽しく遊べると思います。流されるような心配もなさそうです。※時期や天候にもよると思いますが。
やっさんポイントでシュノーケリングを存分に楽しんだ後は、いよいよ久米島最大の観光名所はての浜に上陸します。
東洋一美しいといわれる はての浜に上陸
はての浜が近づいてくると海の底が透けて見えます。かなり浅いですね。きれいなんだけど底擦りそう(笑)
この辺の海は超遠浅なので、干潮になると(特に大潮の日)船が出せなくなる事もあるそうです。潮が満ちてくるまでリアルに帰れなくなります。
出発時刻に参加者が集まらず、出発が遅れその間に干潮に…といったことは割とマジであるようです。上陸したら、出発する時刻をよく確認しておいた方がいいですね。実際、この日も危なく出発できなくなるところでした(笑)。
海のツアーに参加する時は、Gショックなど防水の時計を持っていると大変便利です。個人的に最近はシチズン プロマスターシリーズの時計を海専用にしてます。3万円以下で買えますが200M防水で、ソーラー充電。クォーツなので重量もないし、泳いでて邪魔くさくないですね。手入れもほぼ不要で割と便利。夏の間はかなり重宝します。
はての浜(中の浜)に到着!昼前だとさすがに船も人も増えていました。
360°ひたすら砂浜だけが続く景色。日陰など、どこにもありません(笑)。夏のはての浜は灼熱です。
はての浜から見る久米島。ネットでよく見る景色。この景色が一番はての浜っぽい。
はての浜は、船着き場の反対側の景色が特にきれい。多分こっち側は遠浅ではなく、深さがあるのでしょう。薄い水色から濃い青になっていくグラデーションがきれい。
ただこっち側は泳げません。遊泳禁止の場所は眺めるだけにしておきましょう。リアルに海の藻屑になってしまう可能性があります。
はての浜にはトイレや売店もあるよ
この中の浜にはトイレがあります。長時間のツアーでトイレがあるのは、ありがたいですね!しかし、簡易の工事現場でよく見るタイプのトイレなので、清潔さなどは期待しない方がいいと思います。
そして、中の浜には売店もあります。パラソルなども貸し出しています。強烈な日差しに疲れた人は借りるといいかも(はての浜は巨大な砂浜なので、日陰がありません)。
はての浜はマリンアクティビティも充実してます!
はての浜でもバナナボートやマーブルなど、定番のマリンアクティビティが楽しめるようです。
個人的にあんまりこういうのは乗りませんが、見ている限りめっちゃ楽しそうでした。
こういったオプショナルプランは、ツアーに含まれているところが多いので、ツアーを申し込む際に聞いてみるといいでしょう。
はての浜で泳いでみる
せっかくなので、はての浜でも軽く泳いでみました。※イーフビーチやはての浜は、遠浅の真っ白な砂がきれいなビーチですが、観光客がイメージする「珊瑚がわんさか生えてる海」ではありません。
ていうか、沖縄本島もそうですが、普通のビーチで珊瑚礁の海を見ることは、ほぼ出来ません。ツアーでちょっと沖合に出ればいくらでもありますが。その辺のビーチに珊瑚がワサワサ生えてる慶良間や八重山のような場所は稀です。
はての浜の周りには、その昔、瀬底島で戦ったムラサメモンガラがいっぱいいました。彼らは縄張り意識が強く、夏の産卵期にその領地に踏み込むと、めちゃめちゃ怒ります。
しかし、はての浜のモンガラ達は「縄張りに入ってきったら許さんぞ!」みたいな雰囲気はありませんでした。人間=倒すべき敵ではなく、餌をくれる生き物という認識なんでしょうねぇ。実に平和です。
ちょっと大型の、ゴマモンガラ風の白いやつ(たぶんキヘリモンガラってやつ)もいましたが、これも特に戦う気はないようでした。呑気なもんです。
はての浜のモンガラ達は好戦的ではないようですが、仮に、彼らがヤル気満々の場合、戦闘力はとてつもなく高いので注意が必要です。噛まれるとマジで血だらけになります。見かけても、近づいたり、おちょくったりせず、静かにその場を離れたほうが良いと思います。
はての浜で過ごす、ゆっくりとした贅沢な時間。日々のストレスが解消されていきます。
さて、船に乗って次の場所へ向かいましょう。
畳石の向こう側で泳ぐ
干潮が近づいてきました。船が出せるギリギリのところで、はての浜を出発。
もうちょっと遅かったら帰れなくなってるところだったそうです(笑)
浅くなった海をゆっくりと進んでいきます。次は畳石のちょっと沖の方へ行くそうです。
昨日来た奥武島のバーデハウスが見えてきました。ちょうど畳石から見ていた海で泳ぐようですね。
しばらくここで泳いでから泊フィッシャリーナへ戻りました。半日でも色々楽しめる充実したツアーでした。5000円でこの内容ならかなり満足。
前々からいつか行きたいと思っていた、はての浜。遂に行くことができました。久米島に来たらここはハズせないというのは分かりますね。
忙しい毎日に追われ、クタクタになっている人は、有給などを使って来てみては?きっと心が解放されますよ。
最新情報をお届けします
Twitter でasafukuoをフォローしよう!
Follow @asafukuo