伊勢神宮は日本人のこころの故郷。一度は行きたいお伊勢参り。オッサン二人で超絶パワースポットと言われる伊勢神宮参拝の旅へ。今回は伊勢神宮を中心に、熱田神宮、皇居と三種の神器を巡る旅をしてきました。まずは高速バスで名古屋まで。草薙神剣の祀られる熱田神宮から参拝し、宿泊地の松坂へ向かいます。
伊勢神宮参拝の旅 まずは熱田神宮へ
伊勢に着いてからの記事はこちらです。
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年末に、おっさん二人で「この一年の感謝」をこめてお伊勢参りに行ってきました。伊勢神宮への参拝をメインに、熱田神宮、二見興玉神社、猿田彦神社などへ参拝し、東京に戻ってからは皇居や明治神宮へ。松阪での焼き肉や割烹、おかげ横丁での食べ歩きなどの雑な食レポも記事にしています。全11ページの旅行記。
今回は伊勢神宮=八咫の鏡、熱田神宮=草薙神剣、皇居=八尺瓊の勾玉という三種の神器を巡る旅。厨二心がくすぐられる旅ですね!12月29日~1月1日まで、年をまたいで旅してきました。
ちなみに、この旅を企画したのは、愚にもつかない超個人的な理由からです。
冬のある日。俺はクソ寒い部屋でひとり、焼酎お湯割りを飲みながら、ぼんやりとこの1年を振り返っていました。
今年は、割とマジでひどい1年でした。仕事やプライベートな人間関係など含め、非常に良ろしくない1年。正直、二度とやりたくない感じ。
と思った俺は色々と考えた末、パワースポットの不思議パワーにすすがることにしました。
という、そもそもが穢らわしい動機で、慌ただしい年末の伊勢へと旅に出る事を決意しました。夏に伊勢神宮へ参拝したし、その後で色々とあった事のお礼参りも含めて伊勢に旅立とう!
今年は遷宮も終わっておかげ年!おかげ年の年末を伊勢で過ごすってなんか凄そうな気がします。何がって言われると困りますが。
早速、近所の氏神様に伊勢に行ってきますと報告し、旅行プランを作成しました。伊勢神宮に参拝するときはまず氏神様への報告からです。年末のクソ忙しさも落ちつた12月末、神社とカメラをこよなく愛する友人「大司氏」をムリヤリ巻き込んで、伊勢神宮へと旅立つ事になりました。
高速バスで名古屋へ
そういうわけで、出発当日の朝7:30に新宿駅西口へ。都庁の近くにあるバスターミナルから高速バスに乗り名古屋まで行きます。そこからは電車と徒歩で移動がメイン。※今だとバスタ新宿から行く事になると思います。この時はまだバスタ新宿はありませんでした。
今日はどんよりと曇っています。重たい鉛色の空。時間が経つにつれ禍々しく曇り、遂には雨が激しく降り始めました。
土砂降りの中、高速バスは名古屋へ向けて出発。高速バスだと名古屋まで片道3000円ぐらいで行けます。個人的に高速バスは昼間の方が景色がいいのでよく使います。夜行はちょっとしんどいんですね。まぁ、今は土砂降りなので、景色もなにもあったもんではないんですけど。
大司氏が自信満々の顔で、キッパリと断言しました。
バスは土砂降りの東名を、ひたすら南下して行きます。
本日は、名古屋まで高速バスで行って、三種の神器の1つ草薙神剣をお祀りする「熱田神宮」へお参りして、そこから近鉄で松阪まで行く予定。明日は朝から二見興玉神社へ参拝して、そこから伊勢神宮へ向かいます。
高速バスの旅は個人的にはかなり好き。あんまり退屈しません。高速バスの旅やら、神社巡りやらは、俺と大司氏の共通の趣味なのだけれど、他の人にはあまり理解されません。
神社の造りとか装飾とかほんと綺麗なんだけどなぁ。何より日々の暮らしで溜まった色んな感情を、清々しい空気でリセットできるのはいい事だと思うのですが。
静岡を抜ける頃、大司氏の予言通り雨は消え去りカラッと晴れました。
因みに帰りのバスではさらにとんでもないとこが起き、我らが総氏神の偉大なる力を知る事になります。この時はさすがにビビりました。
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我々を乗せたバスは、定刻通り13:00に名古屋ささしまライブに到着しました。
熱田神宮と草薙神剣
熱田神宮
御祭神
熱田大神(三種の神器の1つ・草薙神剣)
相殿神
天照大神 素盞嗚尊 日本武尊
宮簀媛命 建稲種命
名古屋に着いた我々は、まずは草薙神剣の祀られる熱田神宮へ向かいます。
熱田神宮は名古屋駅から電車で数駅のところ。熱田駅か神宮前駅で下車します。もっと遠い場所かと思っていましたが10分ぐらいで到着。
JR熱田駅で下車すると、深い森が見えます。これが熱田神宮です。熱田駅から熱田神宮の入り口までは歩いて5分ぐらい。
神社仏閣大好きな大司氏は段々とテンション上がってきたようです。
などと不気味に笑っていました。
鳥居の前に立つと、既にただならぬ雰囲気が漂っています。如何にも聖域って空気。都会、名古屋にこんな場所があるとは。
本宮に着くまでにもたくさんの社、神木があります。想像以上に敷地は広いですね。
深い森を抜けると、本宮が見えてきます。かなり規模の大きな社。
熱田神宮の主祭神、熱田大神は三種の神器のひとつ、草薙神剣。素盞嗚尊が天照大神に献上した神剣。天叢雲剣とも呼ばれる剣。草薙神剣が御神体だからか、天照大神と素盞嗚尊という三貴神のうち2柱の神がここにお祀りされています。
伊勢神宮内宮は、八咫の鏡を御神体とする天照大御神。熱田神宮は草薙神剣を御神体とする天照大御神という説もあります。本当のところは我々にはわかりませんが。
本宮は神明造で美しい建物ですね。始めましてのご挨拶と、ここに参拝出来た事への感謝の気持ちなどを申し述べました。
参拝し、本宮の周辺をぐるっと回ってみます。空を見上げると月も出ていました。やっぱ日本は美しい国。
年末だからかな?今日は参拝する人も多く、かなり混雑していました。やっぱり、こういう日本の文化はいいなーと大司氏としみじみとこの場所の空気を感じました。
ちなみに本宮の更に奥には天照大神荒魂が祀られてます。
参拝の済んだ俺たちはコンビニで早速ビールを飲む事に(笑)
軽く酔いの回った俺たちは、電車に乗るのもめんどくさくなってタクシーで名古屋駅へと向かいました。
松阪 ビジネスホテルマルヤマに宿泊します
名古屋から松阪までは近鉄で一時間半。特急を使わなければ1200円~1400円ぐらいで行けます。
松阪は、四日市やら鈴鹿やらを遥かに通りこした先。夏に初めて三重に来た時に、一人で伊勢神宮まで行ったのですが、その時初めて松阪牛の松阪が三重県にあると知りました。
夏の時は、夜中に松坂に着いてホテルは満室ばかりで、結局伊勢市まで行きました。伊勢市駅周辺のホテルも満室ばかりで、最終的に宇治山田方面の漫画喫茶で夜を過ごしました。
その時、夜中の月に照らされた外宮参道があまりにも神々しくて感動したのをよく覚えています。この時使ってたカメラでは全くきれいに撮れませんでしたが、青白く輝く満月でした。
今回はちゃんと宿を予約してあるので問題なし。時間もたっぷりあります。今回の宿はビジネスホテルマルヤマという年季の入ったホテル。
夏に来た時は、満室で断られたホテルですが、なんかここすげー気になってたんですよね。1階にTHE昭和な感じの「喫茶 富士」があって雰囲気のあるホテル。カフェとかじゃなく喫茶ってのが味があって良くないですか?
なによりビジネスホテルマルヤマは、松阪のホテルの相場に比べ、めちゃくちゃ安いのです。
年末伊勢参りに行くと決めた時から、拠点はビジネスホテルマルヤマにしようと思っていました。
我々は、松坂駅から徒歩3分のホテルマルヤマにチェックインしました。
マッサージ器やら、めっちゃ懐かしいカップラーメンの自販などがあっていい感じ。カップルの旅などには向かないかもしれませんが、野郎ばかりの旅ならこういうところのほうが楽しいんじゃないかな。
部屋は古いけどベッドはデカいし、TVもwifiもあって普通に便利。しかも朝食付き。これで1泊¥3000なら悪くないですよね。
さて、せっかくの松阪!松阪と言えば肉の町!さっそく夜の松阪へ繰り出して、牛肉を食べに行くことにします。
〒515-0018 三重県松阪市京町1区27-1
TEL 0598-52-0333
伊勢神宮に行く前に!10倍楽しむ為に知識を!
一生に一度はお伊勢参り。昔から言われてきた言葉ですね。個人的には年に2~3回行くのでもはや迷うことなどありませんが、初めて行った時は、ひとり旅でかなり迷いました。
どこからいけばいいのか?どこに何があるのか?右も左もわからぬまま現地で色々と調べました。地理や交通手段もまったく不明でしたしねぇ。外宮→内宮という順番も現地で覚えました。おかげ横丁やお祓い町も知りませんでした。
地理、交通、参拝順序、グルメなど、調べる事が多すぎてちょっと大変でしたね。そこでおすすめしたいのが史上初! おかげ横丁公式ガイドブック 『 伊勢神宮とおかげ横丁 』です。伊勢に関する情報は全部まとまってます。どこで何をすればいいのかも食べ物系統もなにもかも。
観光というよりも、伊勢の伝統や歴史などを知り、心に滋養のある旅をしたと思っているのなら伊勢神宮の謎などを読んでおくと尚、旅が楽しめるかもしれません。究極のパワースポットとしても、観光地としても、日本の歴史の原点としても見方によって幾通りも楽しみ、発見のある伊勢。知識を深めて行くと10倍楽しめると思います。
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