阿嘉島はニシバマビーチをはじめ、海の美しさと野生のケラマ鹿に会える事で知られる島。沖縄本島、那覇からフェリーで1時間半と手軽に行ける離島です。そんな阿嘉島を旅してきました。まずは民宿春海へ。
このページの目次
慶良間諸島国立公園 阿嘉島へ
渡嘉敷島 日帰りの旅へ
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渡嘉敷日帰り旅行からの続きです。
つい1週間前に日帰りで渡嘉敷に行ったばかりですが、また慶良間へ。どんだけ慶良間好きやねん!と言われるかも知れませんが、那覇に長期でいると旅っぽさがなくなって飽きてきます。
離島に行くと俄然、長期の旅をしている感じがします。
そして慶良間への旅は距離的にも、料金的にもちょうどいいぐらい。そういう理由で阿嘉島に向かいました。
今まで、座間味、渡嘉敷は何度か旅しましたが阿嘉島は初めて行く場所。
海の美しさは慶良間だと「阿嘉島のニシバマビーチが最強」という話は今までの旅の中で何回か聞きました。かなり楽しみですね!
ニシバマビーチの珊瑚礁やケラマ鹿、阿嘉大橋からの景色など見てみたいものが沢山あります。
※阿嘉島最大の観光スポット、ニシバマビーチの記事はこちら
ニシバマビーチ(阿嘉島 北浜ビーチ)に行ってきた!
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今回は久しぶりに家族旅行
阿嘉島旅行は、普段九州に住んでいる長男と共に行きます。福岡空港から那覇空港までは自力で来てもらいました。ひとりで飛行機の搭乗手続きをするのはいい経験になったようです。
次は海外まで1人で行ってもらおうかと思います。若いうちにそういう事をやっておくと人生の幅が広がる気がします。
我が子はしばらく会わない間に金髪になっていてちょっとビビりました(笑)。金髪は若くないと出来ないね。
那覇で一泊して、翌朝のフェリーで阿嘉島へ向かいます。
とまりんからフェリーざまみで阿嘉島へ
予約しておいたフェリーざまみ。サクッと乗船続きをすませて乗りこみました。
予約していても、まず乗船申込書に名前、年齢、代表者の電話番号を書いてから窓口に並びます。あとはお金払ったら終わりです。
フェリーざまみは去年よりパワーアップしたようで、席数がめっちゃ増えて、ちょっと快適になっていました。
船内はそのままですが、前はなんにもなかった甲板に、イスとテーブルなどが追加されちょっと快適度がUPしてます。
海を見ながらカードゲームに興じる白人や、弁当をむしゃむしゃ食べる東アジア系の家族など、みんな潮風を感じながら楽しそう。
阿嘉島までフェリーざまみで行く場合、所要時間は1時間半。距離的には渡嘉敷と座間味の中間ぐらいかな?
海が荒れてなければ気持ちのいい船旅。荒れてる時はしんどいことこの上ないでしょうねぇ。
まぁ、石垣から西表島の上原や波照間島に行くのよりは楽だと思いますが。
阿嘉島が近づくと海の青ががらりと変わります。深い青から、いきなりこの色になって海の底までよく見えます。
那覇からフェリーで来た時に、最初にびっくりするのが阿嘉港に立ち寄る時じゃないかな?ほんとにいきなりガラッと変わるので。
フェリーからは阿嘉島と慶留間島を繋ぐ阿嘉大橋がよく見えます。この景色は座間味に行く時に何度も見ましたが、何度見ても美しいですなぁ。
阿嘉島で降りるのは初めて。知らない土地に行く時のワクワクする感じはたまらなく好きですね。
阿嘉島に到着 シロの像を発見
フェリーざまみが阿嘉港に入港。※座間味に行く人はここからさらに20分ぐらいかかるよ。
こうして俺たちは人生初、阿嘉島へ降り立ちました。
阿嘉島は、座間味とも渡嘉敷ともまたちょっと違った雰囲気かな。なんだろ、港が明るいカラフルな感じ。
慶良間の島々はそれぞれに特徴があって、旅していて飽きませんね。
今回は、春海という民宿に宿泊します。阿嘉港まで迎えがくるそうですが、まだ来ていません。車がくるまでとりあえずちょっとブラっと周りを見てみる事に。
恒例の「慶良間諸島国立公園」の碑の前で写真撮影。これは、やらないわけにはいかない儀式です。
そして、港の真ん前にシロの像を発見しました。
若い人にはなんのことやらさっぱりだと思いますが、昔ここ阿嘉島から座間味まで泳いで恋人?恋犬?のマリリンに会いに行く、シロという犬がリアルにいたのです。その話はマリリンに会いたいっていう映画になりました。
阿嘉島には「今から座間味まで泳いだるぜ!」って感じの凛々しいシロの像。
座間味の阿真ビーチ近くには遠く阿嘉島を見つめるマリリン像。やっと両方を写真に収める事が出来ました。
親子で海を渡る犬の話でキャッキャ盛り上がっていると民宿春海の送迎車が到着。ヒゲの生えた、全体的に渋い雰囲気のイケてるオーナーさんが迎えに来てくれました。
阿嘉島の民宿は予約が大変だった
今回は阿嘉島の民宿に宿泊します。この阿嘉島の宿は探しはめっさ大変でした。じゃらんや楽天には、ほぼ掲載していないし、だいたい予約で埋まっています。ネットにもあんまり情報がないんですよね。
そういう理由で、独自のwebサイトを持ってるところや、石垣、八重山でも大変お世話になった沖縄離島ドットコム(離島のゲストハウス探しをする時はこのサイトが1番)などを参考に調べて片っ端から電話するような感じでした。空室があればラッキーみたいな。
阿嘉島は座間味、渡嘉敷に比べると民宿やホテルがちょっと少ないのだろうか?と思っていましたが、実際島に来ると民宿だらけでした。なんだよ(笑)
ここから見える建物はほぼ民宿。広告しないのはリピーターだけで充分やっていけるからですね。
まぁ実際、そのくらいの魅力がある島だったし。1回ここに来たらまた行きたいってなるのは必至でしょうね。
阿嘉島への旅行を考えている人は早めに予約しておく事をおすすめします。2~3ヶ月前には予約を済ませておいたほうがいいと思います。
阿嘉島 民宿 春海にチェックイン
阿嘉港から車にゆられる事3分。この旅の宿、民宿 春海に到着。
春海は想像したよりも建物がデカく、割と快適に滞在できそうです。
入口には大き目のテーブル。夜はここでビールを飲んでる人が多かったかな。
その周りには、足洗う場所や海水を洗い流す為の簡易シャワー、ウェットスーツなどを干す場所などがあります。やっぱりダイバーが多いんだろうね。
ダイビングのライセンスは今年こそ那覇で取る予定でしたが、那覇のラーメン屋、武蔵家の立ち上げの手伝いが忙しくなり、それどころではありませんでした。まぁ、また来年やればいっか。店の立ち上げは今しか出来ない事だから。
この奥がちゃんとしたシャワールームで、右側が食事する場所になっています。
客室は2階です。階段を上がると洗濯物を干す場所もありました。洗濯できるのまじ大事。
2階は中央にリビングルームみたいな感じの部屋があって、そこから各部屋に行けます。
ここにはオリオンビールの販売機もあります。ここで夜ゆんたくする人も多いんだろうな。
部屋は6畳の和室でした。TVもあるし、掃除の行き届いた清潔感のある部屋。
ただ、客室内の写真はこれ1枚しか撮っていませんでした。これだけだとわかりにくいと思うけど、まぁちょっと広めの普通の畳の部屋だと思ってもらえれば。
民宿 春海は飯がやたらと美味かった
春海は朝夕2食付きで7000円です。その2食の飯が非常に美味かった…。
「何時にご飯ね」と言われるので、それに合わせて1階の食事をする部屋に行きます。
みんなまとめてではなく、2部屋づつ食事をしていくスタイルですね。
ここで飯を食うのですが、このTHE民宿感がたまらなくいい感じですね。小綺麗なホテルよりこっちのスタイルの方が島に来たって感じがします。
うちの長男もこの雰囲気が気に入ったようです。那覇のホテルより落ち着くし、俄然こっちの方がいいと。
焼き魚(グルクン)に刺身、揚げナスの煮物などなど割とボリュームのある晩飯。ご飯をお代わりしたら腹いっぱいになりました。ビールとか飲む気がしなくなるぐらい。
普段そこまで食べない長男もお代わりして、ガツガツ食べていました。アーサの味噌汁が相当ツボだったみたいですね。海苔の味噌汁は普段あまり出ないもんなぁ。
朝食も7時ぐらいから、二部屋ごと順番に食べていきます。正統派の日本の朝食でした。
民宿のご飯は、ビジュアル的な派手さはないけど、しみじみ美味いし腹いっぱいになるから好きですね。
民宿春海の食事は夜も朝も、割とマジで満足できました。
全く知識なしで選んだ民宿でしたが、ここは当たりだったと思います。オーナーさんも奥さんも何かと気が利く優しい人達でした。
〒901-3311 沖縄県島尻郡座間味村字阿嘉130
TEL (098)987-2081
webサイト http://aka-harumi.com/
メールでの予約も出来るのでちょっと便利
阿嘉島の集落をブラっと散歩
我々は阿嘉島の集落をブラっと散歩することにしました。
知らない町を歩きながら親子でしょーもない話をするのも、たまには悪くないですね。
前浜
民宿の連なる通りの前が前浜(メーヌ浜)。ここで泳いでいる人もかなりいます。アクティビティ系も割りと充実していました。阿嘉大橋から見えるのもこの辺。
ここの前には、BEACH HOUSE AKA(ビーチハウスアカ)という、きれいなパーラー兼、バー兼、レンタルショップがあって、若いビキニ女子がキャッキャしながらオリオンを飲んでたりします。
夜はここで1杯やるのもいいかもしれません。楽しそう。
天城展望台
メーヌ浜を港の反対側に進むと展望台があります。天城展望台と後原展望台。
天城展望台はここから坂上ったらすぐの場所。蜂などがいるので、ある程度注意しながら進みます。
天城展望台からはヒズシビーチが見えます。天気が良ければ、ここから見る夕焼は美しいでしょうね。
天城展望台から下りると、大きなオスの慶良間鹿がいました。やっぱり角がある方が鹿って感じがしますね。
この集落の周りでも、慶良間鹿はけっこうな頻度で見ることが出来ます。
買い物はスーパー辰登城で
阿嘉島には当然だけど、コンビニなどはありません。
座間味のような大きなコンビニ兼スーパーみたいなお店もありません。
小さな商店がちょこちょこある感じ。
民宿辰登城の1Fがコンビニ風になっていて、ここはお菓子や飲み物などが充実しています。買い物する際はここに来るといいと思います。飲み物(アルコールも)、お菓子、タバコなどは買えます。
因みにアイコスはどこにも売ってないので、吸う人は那覇でまとめて買って来たほうがいいでしょう。アイコスユーザーが困っているのを何度か見かけました。
そして阿嘉島は、食べ物屋などはほぼないので、宿泊する時は素泊まりなどにはしないほうがいいと思います。
阿嘉島は何もない島だけど、そこが最高に贅沢。のどかな夏の休日にはぴったりの島なんじゃないかな。
ニシバマビーチ(阿嘉島 北浜ビーチ)に行ってきた!
阿嘉島の北浜ビーチは慶良間でも飛び抜けた透明度を誇る珊瑚の美しいビーチです。北浜と書いてニシハマビーチとかニシバマとか読みます。個人的には那覇から気軽にいけるビーチの中では北浜ビーチが1番きれいな気が ...
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