二見興玉神社と夫婦岩 伊勢神宮旅行記

伊勢神宮へ参拝する前に必ず立ち寄ってほしいのが二見浦にある二見興玉神社です。猿田彦大神、宇迦御魂大神、そして綿津見大神を祀る龍宮社のある海辺の神社。夫婦岩も有名ですね。かつては二見浦の海で禊をしてから外宮内宮へ参るのが習わしだったそうです。まずは二見興玉神社へ参拝してみてください。

二見浦へ

伊勢神宮旅行記2からのつづきです

伊勢神宮への旅2日目。本日はまず二見興玉神社に参拝し、そこから伊勢神宮外宮、そして内宮、猿田彦神社へ参拝する予定です。伊勢神宮に参拝する時は二見の海で穢れを払ってから行くのがいいそうです。そういうわけで、最初に二見興玉神社に向かいます。

松坂にあるビジネスホテル・マルヤマで朝6:30に起床しました。身支度をすませ喫茶 富士へ。

ビジネスホテルマルヤマは朝食付きです。1階の喫茶でトーストやゆで玉子などが食べられます。

この厚切りのトーストと、喫茶店の本格的なコーヒーが朝の胃袋にはちょうどいい感じ。個人的に大好きな味。

さて、さっそく二見浦へ向かいます。冬の朝の耳が千切れるぐらいの寒さで気が引き締まります。

松坂から二見浦まではだいたい1時間で行けます。600円ぐらい。近鉄かJRで伊勢市まで行ってそこからＪＲ参宮線羽行に乗り換える感じ。二見浦の駅は夫婦岩がモチーフらしく、なかなかかっこいいデザイン。

駅の真ん前には巨大な鳥居。鳥居の周辺の看板には夫婦岩までの行き方などが示してあります。

道なりに真っ直ぐ進むと、赤福や土産物屋があって、やがて海にたどり着きます。

二見の海に向かって右手を見ると、夫婦岩が小さく見えます。そっちに向かってひたすら歩くと二見興玉神社です。駅から20分ぐらいかな。

この道の突き当たりが二見興玉神社。ここに夫婦岩もあります。

二見興玉神社へ

御祭神は道拓きの神と豊穣の神。 猿田彦大神は天孫降臨の際にニニギノミコトを案内した国津神。正しい道へ導いてくれます。宇迦御魂大神は稲荷神社の神様ですね。ここでは外宮の豊受大神と同一って形になってるそうです。猿田彦大神をお祀りするの神社にはこの後もかなり行く事になります。

頭を下げて鳥居をくぐります。ここ海沿いだから景色いいなぁ。

二見興玉神社にはカエルがいっぱいいます。カエルは猿田彦大神の使い。無事に帰るとか、お金が返るとかそういう意味がある縁起の良いカエル達。

手水のとこにもカエルがいます。満願蛙といって、このカエルに水をかけながら願い事をすると叶うそうです。満願蛙は水の中のカエルです。

本宮へ参拝します。神々にご挨拶をさせて頂きましょう。

二見興玉神社は祭壇がめっちゃかっこいいんですよ。カメラで撮るのは失礼なので撮らなかったけど。是非とも自分の目で見に行ってください。

本宮の先に行くと鳥居があって、ここからは夫婦岩がよく見えます。

ここには「輪注連縄」という、ワラの輪っかがあって、それで体をさすると穢れが祓われるそうです。我々もしっかり禊をしました。特に俺は穢きっているので念入りにやっておきました。

二見興玉神社の夫婦岩

そして、これが夫婦岩。思ったより距離は近いですね。迫力のある力強い景色。

夫婦岩は、沖合700mの海中に鎮まる「猿田彦大神縁りの興玉神石」と「日の神」に対する鳥居の役割があるそうです。

ふと、空を見上げると雲が割れて太陽が出ていました。

徒歩で二見浦の駅に戻ります。駅前にウァンっていう豚まん屋があるのですが、ここ、めっちゃ気になっていました。大司氏も同じく気になっていたらしく、ウズウズしています(笑)

昼飯がわりに豚まんを買ってみました。１個180円。結構デカくて食べごたえありそう。かぶりつくと、皮がめっちゃモチモチしてて、餡からは肉汁と脂の旨味がどんどん溢れてきます。

その気になれば12個ぐらいは食えますね。めっちゃ美味い。二見観光の際には是非。おすすめです。

お腹も満たされたし、伊勢神宮へ向かいます。

次はいよいよ外宮へ