最近の沖縄は日本酒の美味い居酒屋がかなり増えました。沖縄出身者の知り合い達に引きずられ、那覇の日本酒居酒屋を数軒まわってきました。地元民がおすすめする居酒屋なので、沖縄感はほぼありませんが、味は確かです。
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那覇 地元民おすすめの日本酒居酒屋で飲んでみた
沖縄那覇でお酒を浴びるほど飲んできました。しかも日本酒。「沖縄といえば泡盛だろが!」と言われそうですが、たまには日本酒も飲みたいのです!
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今回はの記事は、このシリーズの2019年~2020年版ですね。きっと来年も同じように飲んだっくれて、同じように更新すると思います(笑)
さて、那覇で飲む時は、久茂地か牧志がおすすめです。沖縄最大の歓楽街「松山」にもいい居酒屋はたくさんありますが、沖縄気分を味わいたい旅行者には久茂地か牧志のほうが分かりやすくていいかな。松山はどっちかっていうとキャバクラとかそういう種類の飲み屋が多い感じです。
とにかく安く飲むなら牧志
牧志のアーケード街はせんべろ居酒屋のメッカです。沖縄でせんべろを大流行させた、足立屋なども牧志にあります。
このマップでいうと、国際通りより下のエリア。平和通りや浮島通りを抜けた場所がせんべろ居酒屋密集エリアになっています。沖縄料理がたくさんある観光客向けの居酒屋は少ないですが、街の雰囲気がDEEPな沖縄って感じで、これはこれで沖縄の楽しみになるんではないでしょうか?
この辺は地元の人や、旅慣れたバックパッカーなどが多くなります。きれいに飲むというよりはダメになるまで飲む人が多いかな。慣れれば楽しいエリアです。
DEEPな沖縄の雰囲気を味わいたい人は、牧志のアーケード街をブラブラすると楽しいですよ。なんか天六の裏路地とか、新宿のゴールデン街みたいな雰囲気。
牧志には観光客向けの屋台村などもあります。ドン・キホーテからさらに安里方面に歩くと、快活クラブというインターネットカフェが見えてきます。その手前を右に曲がって少し行くと屋台村です。微妙に分かりにくい場所にありますが、常に観光客で賑わっています。
屋台村やせんべろ街は、出会いを求めていく人も多い気がします。
客同士の距離が物理的に近いので、高確率で知らない人とも話をする事になります。それが好きな人には楽しい場所ですし、出来れば人に関わりたくない人にはしんどい場所ですかね…。
とはいえ、とりあえず3,000円ぐらい握りしめて行けば、ベロンベロンに酔っぱらえるので、安く楽しく飲みたい人は牧志がおすすめです。
日本酒せんべろ サンライズなは でんすけ商店
牧志のサンライズなは商店街にある、でんすけ商店。国際通りのれん街(旧三越・よしもとの入っていたビル)や、沖縄市コザにも出店している人気店。特に国際通りのれん街の「でんすけ商店」は連日かなりの賑わいです。
個人的には、サンライズなはのでんすけ商店がおすすめ。サンライズなはは、せんべろ居酒屋や、大衆居酒屋が密集する牧志アーケード街のひとつ。
国際通りのれん街は観光客向けなので、若い子がギャーギャーいいながら飲んでますが、サンライズなはは、どっちかというと地元の人が多い印象ですね。要はそこまで騒がしくないので落ち着いて飲めます。
でんすけ商店はせんべろの中でも「日本酒せんべろ」で有名になった居酒屋です。1,000円で3杯(400円以下のお酒)飲める+おつまみ1品が付きます。
ここの特徴は、日本酒を自分で注げるところ。日本中から取り寄せた有名な日本酒を、自分で注いで飲めるわけですね。そして外にも席があって、開放感を味わいつつ飲めます。
個人的に、都内で飲むと超高確率で大変な事になりますが、沖縄で飲む時は、ほぼ荒れることがありません。それは、この開放感のせいかもなぁと思っています。
ただただ楽しく飲めますね。みんな昼間っから飲んだっくれている緩い空気がいいのかも。
最近沖縄に移住した酒乱ジジイが日本酒が安く飲める店を探して、ここを見つけたそうです。
俺個人は、ここのレモンサワーも好きですねぇ。レモンのシャーベットを溶かしながら飲むのですが、これが大変美味い!
最初から日本酒を調子に乗って飲むと、次の日えらい目にあいます。まずはレモンサワーあたりから、だんだんと日本酒にしていった方がよさそう。実際最初からアルコール度数の高いお酒を飲むと、だいたい次の日は夕方ぐらいまでぐったりすることになります(笑)
そして、でんすけ商店ではから揚げを注文しましょう!おすすめです!とにかくボリューム満点です。
ビビるぐらい美味い!とかではないですが、安いけどデカいし、普通に美味いですね。
お酒を飲む時は先に油物やタンパク質を食べておくと回りにくくなります。あとはタウリンが豊富なイカとかエビとか、ナイアシンが豊富なキノコなんかを食べとくと、次の日のダメージが少なくなりますよ。
安くいい酒を飲みたい!という人には、でんすけ商店はおすすめです。ここで軽く飲んで、太平通りの武蔵家でらーめんが最強ですかねー。
観光客にも安心の久茂地
久茂地は、簡単にいうと県庁前の一帯です。小ぎれいな正統派の居酒屋が多い一帯。
国際通りの一本裏通りなどは、居酒屋しかないんじゃないかな。久茂地から美栄橋の方に続く川沿いも居酒屋だらけです。
久茂地の良い点は、アクセス抜群な事と、観光客向けの小ぎれいな「THE沖縄居酒屋!」な居酒屋も、昔ながらの味のある居酒屋も、くそオシャレな洋風居酒屋やバーなんかもジャンル問わず集まっているところでしょう。
旅行者が安心して、沖縄の夜を楽しむなら、久茂地が最適ではないでしょうか。
正統派 日本酒居酒屋 地酒と炙りの火人粋
久茂地にある居酒屋 火人粋。これでひといきと読みます。ここは全国の地酒が集まった日本酒メインの居酒屋です。
かなり広めの店内。ちょっとした団体なら問題なく収容できるでしょう。
カウンター席には、獺祭がずらりと並んでおりました。火人粋は獺祭推しみたいですね。
まずはビールなどという意見は却下され、最初から日本酒をガブガブ飲むことに(笑)
火人粋は、獺祭をはじめ、天狗舞や而今など本格的な日本酒を常時60本以上置いているそうです。
さっそく天狗舞から。これは美味い。確かに美味いけども明日やばそうな気しかしませんねぇ(笑)
お通しは幾つかの小鉢から選べるタイプ。このシステムは良いと思う。一方的に出されたものを食べてお金を請求されるよりは、ずっと気分がいいですね。俺は甘えびにしました。
火人粋の料理は、本部牛や牛タン、阿波尾鳥といった肉系の炙りと、日本酒のつまみに最適な海鮮系がメインです。
今回は牡蠣の塩辛や梅水晶、秋刀魚の塩焼きなど、海鮮を中心に注文しました。日本酒に最も合うのは海鮮な気がします。
続々と運ばれてくる料理たち。さんまの塩焼きと日本酒の組み合わせは、ここが沖縄だという事を忘れますね(笑)
三重県のお酒、而今(じこん)。而今というのは、今このときをただ懸命に生き抜くという意味だそうです。純米吟醸酒を那覇で飲む日が来るとは…。
いつもは、ポー玉やチャンプルーとオリオンか泡盛で飲むことが多いのですが、沖縄で日本酒けっこーアリですね。
来年は、せんべろ特集でもやろうかな。
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