那覇、国際通りから徒歩1分で行ける豚骨魚介つけ麵が有名な店 SAKURA。知る人ぞ知る名店です。超濃厚な豚骨魚介の付けダレでいただく冷たい麺は沖縄の夜にピッタリ。夜中まで営業しているので飲んだ後の〆のらーめんに食べると最高。常に地元の人で賑わっています。今回は観光客がいく事はほぼないと思われる隠れ家すぎる「つけ麺 SAKURA」をご紹介します。
このページの目次
牧志の名店「つけ麺SAKURA」初見では入口すらわからない造りの隠れ家すぎる店
ここ数年、那覇に滞在する際、飲んだっくれた後は、牧志 桜坂にある「つけ麵サクラの豚骨魚介つけ麵」で〆るのが定番になってきました。
サクラは家系らーめんの血を受け継ぐつけ麵屋。超濃厚な豚骨醤油に魚介を加えた、豚のコクと魚介の旨味がガツンとくるつけ麵とらーめんの店です。
家系のスープが基になっているので、めっちゃ濃いんですが、飲んだ後にはそれがたまらんのですよねぇ。けっこー飲んでても、最後にこれを胃に入れとくと翌日のしんどさが多少緩和される気がします(笑)
このSAKURAは、知る人ぞ知る名店とよく言われていますが、その理由が、店の造りというか、入口にあります。
マジで初見ではなんの店だか分からないというか、これが営業中の飲食店だと認識できる人は少ないんじゃないですかねぇ。
サクラといい、栄町の「二階の中華」といい沖縄はこういう隠れ家すぎる店けっこー多いですね。しかもそういう店に限ってめっちゃ美味いっていう。
とりあえず初めて行くときは、この小さな看板を確認すれば間違いないと思います。その横のシャッターに切れ目と取っ手があるので、そこから中に入れます。入り口はかなり狭いというか、高さがないので頭をぶつけないよう注意してくださいね!
店内はちょいレゲエテイストなおしゃれ空間
SAKURAの店内は、落ち着いた木とコンクリートに華やかな色使いのちょっとレゲエテイストな装飾がされた、割とおしゃれな雰囲気。
黄色、緑、赤やピンクが所々に散りばめられ賑やかな空間。天井も割と高さがあって、広々しています。
カウンター席も、広めのテーブル席もあります。カウンターも奥行きがあって圧迫感なくゆったり座れます。
テーブル席は2つ。4名ぐらいまでのテーブルと、6名~7名ぐらいまでいける広めのテーブルがあります。
俺が行く時はだいたい4~6人の集団なので、ここのテーブル席に通されることが多いですね。
SAKURAは酒類が安いので、ここでゆったりと座って、軽く飲みながららーめんやつけ麵を食べて帰るのが定番です。
SAKURAの名物 豚骨魚介つけ麵と豚骨魚介らーめん
豚骨魚介つけ麵
SAKURAの代名詞、豚骨魚介つけ麺。付けダレと麺、そして具材がそれぞれ別の皿に入って出てきます。
特に茎わかめは食感がめっちゃ良くて、おかわりしたくなるほどです。玉子は半熟味玉ではなく、きっちり茹でたゆで卵。ゴーヤや玉ねぎもちょっとした味のアクセントになっていいですね。
太目の麺はもっちもちでノド越し抜群。真空ミキサーを使用し、独特のコシを生み出しているそうです。つけ麵なので、らーめんに比べるとボリュームはかなりのもの。
豚骨と魚介の旨味が溶け合ったつけダレに麺を絡めていると、得も言われない幸福感に包まれます(笑)
つけダレは魚介の風味が強めで脂も塩気もかなりしっかりあります。そこに豚骨のコクの加わって、まさに濃厚って言葉がぴったり。
このつけダレ、県産の豚や鶏ガラをたっぷりと使っているそうです。原価めっちゃ高そうですね…。
飲んだ後でも、大盛りを軽く5分ぐらいで完食できます。夏の暑い時期はつけ麺に限りますね。無限に食える気がする。
豚骨魚介らーめん
そして、こちらも人気の豚骨魚介らーめん。基本的な構成はつけ麵と変わりません。
つけ麺のつけダレほどではありませんが、らーめんのスープもやはり濃い。らーめん食ってるなーと実感できる濃さ。らーめんは熱々の状態でスープを飲めるのは良いですよね。
昔から思っていましたが、らーめんは特殊な食べ物ですよねぇ。中華でもないし和食でもない。しかも一杯でものすごい満足感を味わえる麺類って他にあんまりない気がします。外国人が日本に来たら食べたいものでらーめんを挙げるのもわかる気がします。
つけ麵もらーめんもそれぞれ良さがあるので、どちらも食べてみる事をおすすめします。
期間限定のらーめんも推せる
SAKURAには期間限定のらーめんやまぜ麺もあります。初めて行く人は豚骨魚介つけ麵やらーめんを食べて欲しいところですが、2回目以降の方はこういった期間限定麺もいいんじゃないかなと思います。
夏限定 さっぱりした味が嬉しい 夏麺
クソ暑い夏の沖縄の夜にはピッタリなまぜ麺、夏麵。ちょっとだけ酸味のあるタレと半熟卵と太めの麺をよく混ぜて食べます。トッピングにキャベツ、茎わかめ、チャーシューが乗っています。
豚骨魚介つけ麵やらーめんは、超絶濃厚な豚骨ベースですが、夏麺はさっぱりとした味なので飲み過ぎている時の〆にちょうどいいですね。こってり系は飲み過ぎている時だとちょっときついので。夏麺は女性や子供も食べやすいかもしれません。
不定期でたまにやってる 家系ブラック 漆黒の稲妻
不定期でたまーに出している家系ブラック。富山ブラックと家系を合わせたような感じで作ったんでしょうね。
写真からも伝わると思いますが、真っ黒なスープと胡椒がすごい迫力(笑)
通常の家系と違って、トッピングに玉ねぎなんかも入ってます。家系ブラックはなんというか、とにかく刺激が強い味です。辛いってわけでもなく、花椒や山椒などの痺れる感じともまた違う新しい感じの味。こう見えて、意外とあっさりしてるのも不思議。
麺まで真っ黒というか濃い茶色に染まります。しかし後味はそんなにくどくない。富山ブラックと家系のいいとこどりみたいならーめんですね!
不定期なのでいつメニューに出るか分かりませんが、もしあったら挑戦してみてください。これはマジで激推しできます。
那覇で飲んだ後の〆はSAKURAと覚えておきましょう
旅行の初日や最終日に那覇に宿泊する人は多いと思います。とりあえず那覇に着いたら、国際通り周辺の沖縄居酒屋や牧志のせんべろ居酒屋に繰り出してオリオンや泡盛を飲んだっくれたいですよね。
飲んだ後〆の一杯を探すけど「沖縄そば屋は昼しかやってないし、らーめん屋も数はあるけど、どこがいいかわからん…。」なんて時に桜坂のつけ麵SAKURAを思い出してください。
牧志の「てんぷす」やホテルパームロイヤルがある所を壺屋方面(ハイアットリージェンシーがある方)に1分ぐらい行くだけなので、道もわかりやすいと思います。てんぷすの裏にある希望ヶ丘公園という大きな公園の真向かいにあります。
最新情報をお届けします
Twitter でasafukuoをフォローしよう!
Follow @asafukuo