日光二荒山神社は東照宮の奥にある超パワースポット的な場所です。縁結びで有名な神社です。日光市街地からも見える男体山を御神体とした下野国の一宮。日光二荒山神社への参拝と後半は日光の街でさんフィールドの湯葉御膳や、補陀落本舗のゆばむすびなど日光名物をガッツリと食べ歩きレポになっています。
このページの目次
日光 二荒山神社
日光二荒山神社について
縁結びや縁切りで有名な神社。神苑の大黒殿が超パワースポットだと思う(個人的に)
住所 〒321-1431 栃木県日光市山内2307
TEL (0288)54-0535
拝観料 ¥200
アクセス 東武日光駅から東武バス 世界遺産めぐり線で15分 徒歩で30分ぐらい
日光東照宮へは高速バスが快適! 新しい陽明門を見に行こう!
日光東照宮にある国宝 陽明門。ここ数年改修工事で見る事が出来なかったのですが、2017年ついに復活しました。今回はリニューアルされた陽明門や三猿をこの目で見てきました! 東京駅から日光まで高速バスで日 ...
日光東照宮からの続きです
日光二荒山神社はいわゆる超パワースポット。その歴史は東照宮よりもずっと古く、めちゃめちゃ由緒正しき下野国の一宮。
二荒山神社は男体山をはじめ日光の山々が御神体。山が御神体というと大山祇大神を連想するけど、二荒山神社の御祭神は二荒山大神と大国主命の家族。御祭神が大国主命だからというのもあるのだろうけど、縁結びや縁切りにご利益があると有名な神社です。
個人的にも、リアルにはっきり分かる形でそういうことがありました!
そんなわけで、日光東照宮への参拝を終えた我々は日光二荒山神社へ向かいました。日光に来て、東照宮は行くけど二荒山はスルーするという人もいるけど、あれ本当にもったいないと思います。日光まできたのなら、二荒山神社にも参拝した方がいいですね。
最近は、縁結びを全面に押し出していて、ちょっとファンシーな看板が多くなりました。
ちなみに、日本ロマンチック街道の坂を上がったところにある「神橋」は東照宮ではなく二荒山神社の所有で、二荒山神社への入り口です。
神橋から、遙か先に見える男体山までが敷地という、全体で見るととんでもなく巨大な神社で、伊勢神宮に次ぐ面積を持っているそうです。
中禅寺湖と男体山の頂上にも宮があるんですね。いつかそのあたりまで行ってみたいところ。
日光参拝の旅は、毎回日帰りなので時間的に難しいのですが、そのうち泊りがけで来てみようと思います。
まずは本殿へ参拝させていただく
二荒山神社は入り口に本殿があります。この本殿に二荒山大神や大国主命とそのご家族がお祀りされています。
まずは本殿で日頃の感謝などをお伝えさせて頂きます。住所と氏名などを名乗り、いつもありがとうございますと。
良い縁を求めて来た人は、特定の誰かとどーたらみたいな事ではなく、自分にふさわしい誰かと出会えるように祈るといいと思います。
だって、その特定の誰かが「自分にとって本当に相性の良い相手かどうか」なんてわからないですからね。めっちゃイケメンや美人で、更に性格が良かったとしても、合わないものは合わないんですよねぇ。それよりも、一緒にいてお互いに幸せでいられる「誰か」と巡り合える方がいいんじゃないかと思います。結果的に、その特定の誰かと縁が結ばれるかもしれませんし。
本殿のあとは神苑に行こう!
拝観料も200円!個人的には超絶おすすめな場所です!
本殿の横にある道を入っていくと神苑。ここは拝観料がかかるので入り口で200円支払います。
神苑には大国殿や、健康やお酒の神、大山咋神をお祀りする日枝神社、知恵の神である少名彦名命をお祀りする朋友神社や、化け灯篭などがあります。拝観料を払ってでも参拝する事をおすすめします。
この夫婦杉の間をよく見てください。屋根の下にハート型の装飾というか、穴があいているのが分かるでしょうか?
神苑の中間にある二荒霊泉という泉では、知恵の水、酒の水、若水という水が湧いています。酒飲みのおっさんにはありがたい事この上ない水ですね(笑)
ちなみに、この泉の隣りにある、あずまや茶屋でこの水を使ったお茶が飲めます。
神苑の一番奥には日光連山遥拝所があります。遠くに御神体の山々が見渡せる場所です。ここは心が鎮まって大変良いですね。毎回ここの辺でしばらくぼーっとします。日々のストレスがスーッと消えていく感じ。まさにパワースポット。
日光二荒山神社の大黒様
個人的にリアルに「なんかある」と思っているのが日光二荒山神社の大黒様(大国主命)。実際の所どうとかはわかりませんが、直感的になんかあると思っているのでそういう事なんでしょう。ここに来るたび、何かしら良いことが数日以内にリアルに起こります。
ここの大黒様は「招き大黒」という名で知られているのですが、優しい顔でまさしく招いている姿が描かれています。この絵かなり好きですね。なんかしらんけどホッとする感じ。
特に願っていなくても、ここに来る時に抱えていた悩みは、その後自分の思っていた形で解決される事が多いです。
かなり難しい事であっても何故か突然解決したりしました。
真ん中の金色の大黒様のところで祈り、その後右側にある招き大黒様の掛け軸の前で小槌を振りながらまた祈ります。
毎回、マジでありがとうございますと思います。そんなこんなで、個人的には昔からなにかとお世話になっている場所なのです。
普通は大黒様は大黒様としか書いてないところが多いのですが、二荒山神社ではきっちり大国主命とかいてあります。本殿のご祭神も大己貴命(大国主命の別名)と奥様の田心姫命と子供の味耜高彦根命になっています。
元々は慈覚大師(天台宗のめっちゃ偉い人)を祀っていたそうですが、なぜか今は大黒様。
本来、大黒様はヒンズーの破壊神シヴァの夜の姿で、要はめっちゃこわい神様だったそうです。
仏教と融合した際に大黒天となり、日本では神仏習合の際に大国主命となったみたいですね。みんな完全な武闘派の神仏。江戸時代ぐらいに大黒様=七福神の財福を司る神様となった的な。
因みに、遠く離れた富士山の北口本宮浅間神社の本殿の裏にも、日光の大黒様が祀られていました。いわゆる龍脈の始まりと終わりにお祀りされている訳ですね。なんか意味があるのかもしれません。まぁ、我々のような庶民にはわかりませんが。
大黒殿には太郎丸という巨大な刀が展示されています。これも重要文化財。こんなでかい刀をなんのために作ったのか、そして何故ここに置かれているのか全くもって謎だらけ。
そして、ここに訪れると毎回、俺達しかいない事が多いのですが、今回はちょっと違いました。
誰とは言いませんが、とある超大物芸能人が番組の収録をしておりました。俺が小学生ぐらいの頃から活躍し続けてきた方で、これに関してはマジでビビりましたねぇ。TVで見た感じとあまり変わらない。
後日、放送を見た大司氏が「私の打った柏手が入っておりました」と興奮していました(笑)
良い気分で参拝を終えた我々は、いつも通り日光招き大黒様の小判のようなお守りを頂き、大変充実した気持ちで日光二荒山神社を後にしました。
この日光招き大黒様の小判のようなお守りは、ずっと毎年頂いています。困った時に握りしめて祈るとマジでなんとかなったりします。ありがたいことこの上ないですね!
ここからは観光!絶品!日光名物 湯葉料理 さんフィールド
さんフィールド
栃木県日光市下鉢石町818 TEL:0288-53-4758
東武日光駅から徒歩10分ぐらい 駐車場有り
参拝してその土地の物を食べると、その土地の気みたいなものを取り込む事が出来るそうです。
本当はその土地の湯にも浸かったほうがいいらしいので
宿泊できる人は宿泊したほうがいいでしょう。
今回は湯葉料理のさんフィールドとゆばむすびの補陀落本舗をご紹介します。
我々が毎回欠かさず食べているのが金谷ベーカリーのカレーパンと、補陀落本舗のゆばむすび、日光さかえやの揚げゆばまんじゅう。この習慣はもう変わらないでしょう。しかし今回は、たまには本格的な湯葉料理も食べてみるかという話に。
神橋の先にある金谷ベーカリーでいつものカレーパンを買って、レジのおばちゃんに「この辺の湯葉料理屋でいいとこないですか?」と聞いてみた所、さんフィールドがおすすめと教えてくれました。
日光に住んでいる人でも食べに行くそうです。地元の人の情報は一番正確ですね。さっそくさんフィールドへ向かいました。
さんフィールドはロマンチック街道の、東武日光駅から東照宮までのちょうど中間ぐらいにありました。
建物は割りと新しく、外観はかなりきれいなお店。店内は落ち着いたカフェ風。
湯葉御膳を注文し、俺はついでにビールも頼みました。旅の時は昼間でも飲みます。最高に美味いから仕方ないですね。
そして待つこと10分。湯葉御膳がやってきました。
さすがに1800円の定食なだけあって見た目も華やか。ボリュームもかなりあります。
湯葉の質もいいのでしょう。大豆の良い香りと、くにゃっとした食感がめっちゃいい感じ。味も上品で男女問わずむしゃむしゃ食べられると思います。
湯葉も当然うまいのですが、個人的には、ご飯に乗っている緑の漬物が気に入りました。落合商店の志そ巻きとうがらしというもの。これがしょっぱくて白飯に合いすぎて困りました。
地元の人も通う店というだけあって味もボリュームも大満足でした。もし、日光で名物の湯葉を食べたいと思った時は迷わず、さんフィールドで。
補陀落本舗の"ゆばむすび"は絶対食った方がいい
補陀洛本舗 石屋町店
栃木県日光市石屋町406-4 TEL:0288-53-4623
東武日光駅から徒歩7分 駐車場もある
日光に来た時に、ぜひとも立ち寄ってほしいと思うのがこの補陀落本舗。名前から如何にもやりそうでしょ?
本来は和菓子の店なんですが、我々の目的はお菓子ではなく「ゆばむすび」。
湯葉料理は料金的にちょっと高いので、家族連れなどは「家族みんなで1万円軽く越えるな…」などとひるむかもしれませんが、この補陀落本舗のゆばむすびは400円と安い上にクッソ美味いんです!小学生でもウマいウマいと喜んで食べる味だと思います。
ゆばむすびはテイクアウトが基本なので買っておいて、帰りの電車や車で食べてもいいかも。
これがゆばむすび。カウンターの上に置いてあるのですぐ分かります。2個入で400円。
味のついたおこわを、半生の湯葉で巻いてあるおむすびなのですが、とにかく美味いんですよ。意味が分からないレベルで美味いんですよ。
このゆばむすび、半生の湯葉をたっぷりと使っています。湯葉のくにゃっとした食感と、おこわのモッチリした食感が最高に合うんですねぇ。
おこわには、味がかなりしっかり付いていて、湯葉がそれをさっぱりさせる感じ。一緒に食うとちょうどいい塩梅になります。
基本的にはテイクアウトですが、店内でお茶を飲みながら食べる事も出来ます。我々は冬に来ることが多いので、だいたい店内で食べてます。
リオン・ドールから見る男体山が美しい
湯葉料理とゆばむすびで、かなりお腹いっぱいになった我々は駅前まで戻り、たまり漬けなどちょっとしたお土産を買いました。日光のお土産は漬物と決まっています。
そして、これはあまり知らない人が多いと思うのですが、駅前にちょっとしたおすすめスポットがあります。
東武日光駅の前の道、ロマンチック街道を渡り、そのまままっすぐ行くとリオン・ドール日光店という、ごく普通のスーパーがあるのですが、そこの駐車場から見る景色が素晴らしいんですね。
この郵便局の奥の方に小さく見えている、黄色と緑の建物がリオン・ドール。
そこの駐車場からみる男体山、女峰山が一番綺麗に見えます。ここからだと角度的に、視界を遮るものが何もなくなります。
我々はだいたいこのリオン・ドール日光店で、なんらかの飲み物(だいたいビール)や帰りの電車やバスで食べる物などを買って、しばらく山を眺めてから帰ります。
〆はやっぱり揚げゆばまんじゅう
旅の締めくくりは東武日光駅前にある、さかえやの揚げゆばまんじゅう。かなり有名なので知っている人も多いかもしれませんね。
ゆばと豆乳を練り込んだまんじゅうに、衣をつけて揚げているだけですが、外側の衣に塩気が効いていてやたらと美味いんですよ!
普段まんじゅうなんぞ滅多なことがない限り食べませんが、さかえやの揚げゆばまんじゅうだけは別。
毎回2個買って駅前のベンチでお茶を飲みながら食べます。これで、今年の日光参りは終わったなーとしみじみ思う瞬間。
そろそろ帰りのバスがやってくる時間。
高速バスは降りた場所と同じ、「観光バス乗り場」から乗ります。
この停留所、高速バス乗り場などの看板はないし、誰もいません。「ほんとにここで大丈夫か?」と不安になりましたが、ちゃんとバスがやって来ました。
行きと同じく、ほぼ貸し切り。ゆっくりと寝させて貰いました。
帰りも、羽生PAで休憩するのですが、行きと全然雰囲気が違ってびっくりしました。日光から東京方面車線にある休憩所は、何故か江戸風。
羽生からまたバスに揺られて、1時間半。無事、東京駅に着いた我々は、その昔長い間働いていた有楽町まで歩いて行って、当時よく行った居酒屋で軽く飲んで解散した。
なんだかんだ、今回の日光もいい旅になりました。また1年いい感じに過ごせそうな気がします。
最新情報をお届けします
Twitter でasafukuoをフォローしよう!
Follow @asafukuo