番外編 聖地を巡る旅

日光東照宮 新しい陽明門を見てきた!

投稿日:

日光東照宮にある国宝 陽明門。ここ数年改修工事で見る事が出来なかったのですが、ついに復活。リニューアルされた陽明門をこの目で見てきました! 今回は東京駅から日光まで高速バスで日帰りの旅。高速バスの方が電車で行くよりずっと快適ですね。新しくなった日光東照宮、そして二荒山神社へ参拝し、湯葉料理に舌鼓を打ち、贅沢な時間を過ごす事ができました。

東京駅から日光まで高速バスの旅

日光東照宮
〒321-1431 栃木県日光市山内2301
TEL 0288-54-0560
アクセス 東北急行高速バスで東京駅から3時間半

師走も終わろうかというある日。俺は正月を祖国でのんびり過ごす為帰国した。この冬は、リニューアルされた日光東照宮と、春に引き続き伊勢へ参る。

日光東照宮と二荒山神社へは12年ぐらい前から毎年必ず参拝している。

今までは電車で行くか、数人でレンタカーで行く事が多かったのだが、今回はバスで行く事にした。東京駅から東武日光まで往復4000円で行けるのだ。前はこんなのなかった気がする。

今回の日光もおっさん二人旅。これが一番気楽に旅できる。旅の友は伊勢や三峯、富士山など参拝の旅のメンバー、大司氏。

夏の富士

三峯神社

大司氏は神社仏閣をこよなく愛するオッサン。俺よりも4つ歳上のオッサンの完成形である。

大司氏
写真撮影と、参拝が大好きです。

これは何度も言ってる事だが、参拝の旅は趣味の合う人間と行くのが大前提だ。

神社仏閣に興味がない知り合いを連れて行くと、だいたい参拝している途中から「あと、どのくらいあるんですか… 別宮?奥宮?まだあるんすか…もう帰りましょうよ」などと抜かしてお互いにテンションがだだ下がりになるので割とマジでよした方がいいと思う。

その場所ならではの清々しい空気を感じるのも、好きな人にはたまらなく素晴らしい時間だが、そうではない人には退屈で仕方ないと思う。人にはそれぞれ趣味があるのだ。

沖縄のエメラルドブルーの海ですら「暑いし最悪。海入るとベトベトするし。二度と行かない」という人もいた。ほんとうに十人十色なのだ。

海

こんなに奇麗なのに。本当に人それぞれ感覚は違う。

今回の日光なんですが、電車乗り換えクソめんどいじゃないですか?高速バスでいきませんか?
大司氏
私はどちらでもかまいませんが、高速バスの方が我々の旅らしいですね。高速バスにしましょう。

そういうわけで当日朝5:30に起きて、7:20に東京駅八重洲南口に集まった我々は高速バスに乗り込んだ。

東北急行バス 日光線
料金 片道 2,500円 往復 4,000円(往復割引きで)
時間 東京駅7:50発~東武日光駅10:45着
集合場所 東京駅八重洲南口(JRバス5番のりば)
電話 03-3529-0321
東北急行バス公式サイト オンライン予約も出来るよ

東北急行バス日光線車窓

東北バスは東北自動車道をひたすら北上していく。こうやってみると結構距離あるね。

nkmap

12月末という時期だからか、乗客は我々2人と外国人の女子1人だけ。ほぼ貸し切り。

後ろに誰もいないので、リクライニングを存分に下げられる。飛行機でもバスでも、リクライニング下げないのがルールみたいになっていて毎回窮屈だなと思っていた。誰もいなければ気を使う必要もない。

外国人の女の子も座席をガッツリ倒してグーグー寝ていた。日光まで高速バスで移動するのがこんなに快適だったとは。電車より安く快適。何故今までバスを使わずに来たのだろうか。

東北急行バス日光線車窓 橋

東北急行バス日光線車窓 富士山

埼玉に入ると富士山がハッキリと見えてくる。富士山も良く行く場所なのでありがたやーと拝んでおいた。

赤い富士山
富士山 神社巡礼旅行

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羽生インター

羽生のサービスエリアで15分程の休憩を取る。この先は群馬県。栃木まであと少し。羽生の段階で都心とは風の冷たさが全く違う。ダウンジャケットを着ていても、身体の芯までキリっと冷える。日光はもっと寒いんだろうなぁ…。

クッソ寒いんですけど。なんすかこれ
大司氏
ヒートテックの股引穿いていてもキツいですね…。気を引き締めましょう。

バス乗り場

羽生から1時間半。山の中をひた走り10時半に東武日光に到着した。高速バスの旅はなかなか快適であった。東照宮まではここから歩いていく。

東部日光駅

東部日光駅

日光東照宮へ

nkmap2

今回の旅の目的はリニューアルされた国宝、陽明門を見る事。前も素晴らしい絢爛豪華な装飾に圧倒されたが、リニューアルでどう変わっているのであろうか。

日光 ロマンティック街道

クソ寒い中、東武日光駅から東照宮まで歩いていく。日光のメインストリート、日本ロマンチック街道はずっと工事をしていたのだが、途中まで完成していた。前に来た時より遥かにオサレな、観光地らしい道になっていた。

日光 街灯

店の場所、外観なども以前とはかなり変わっているので数年ぶりに来た人は、どこに何があるか分からないかもしれない。

日本ロマンチック街道

歩いている者は我々オッサン2人しかいない。みんな車やバスでそのまま東照宮まで行くのだろう。店もほぼ閉まっている。昼飯時までは開けないんだろうな。

一筆龍

どうでもいいけど、毎回この道を歩いていると目に入る、この一筆龍の絵が気になって仕方ない。いつか買ったろうと思う。

日光の入り口 神橋

神橋 入場料 300円

日光東照宮への旅はここからが本番。坂を上り切ると神橋が見えてくる。ちなみに神橋は東照宮ではなく二荒山神社への架け橋。

神橋

日光 神橋

神橋は28m、高さは10.6m。朱色に塗られた美しい橋。2匹の蛇が橋になったという逸話がある。

日光 神橋

以前来た時に橋を渡ってみたが、間近で見ても大変美しい橋であった。橋自体も美しいのだが、下を流れる川も澄み切っておりしばらく眺めていられる。

日光 神橋

神橋

神橋を越えるとそこからは世界遺産、日光社寺エリアになる。

日光の社寺エリアは巨大で入り口が何ヶ所かあるのだが、我々はいつも、この世界遺産 日光東照宮の石碑のところから入る。なんか正門って感じがする。

日光 石碑

石畳

最初に見えて来るのが輪能寺。輪能寺はまだまだ改修中だった。ここの工事は長いね。ずっと何年もやってる気がする。

輪王寺

これは数年前に撮ったものだが、ずっとこのまま。早く完成した姿を見てみたい。

輪王寺

日光東照宮 リニューアルされた陽明門

さて、ここが日光東照宮の入り口になる。

日光東照宮入口

ここにくるのも12回目か…。時間の流れ早すぎ…。

東照大権現

もう10年以上通っている東照宮。ここに来るようになったきっかけはプチ社員旅行だった。当時、俺を含む数名で会社を設立したばかりだったのだが、創業メンバーで参拝に行くぞ!という事で強制的に連れて来られた。

その時は、日光東照宮=家康公のいた場所ぐらいのイメージしか無かったのだが、実際に来てみると、建物の装飾の凄さなどにビビってすっかり魅了されてしまった。それ以来、毎年、夏か年末に参拝している。

まぁ実際のところ家康公は日光じゃなくて江戸を離れたあとは駿河に住んでて、駿河で亡くなっているのだが。

日光東照宮

日光東照宮

神厩舎の三猿

日光東照宮には幾つもの見どころがあるのだが、最初に目に入る超有名スポットが神厩舎。というか神厩舎の壁に掘ってある三猿が世界的にも有名なのだ。

三匹の猿をモチーフにした見ざる言わざる聞かざるの戒めはインドなどが発祥で世界中にちょっとづつ形を変えて存在しているそうだ。

これに「せざる」を入れた四猿が本来の形らしく、せざるは股間を押さえているそうだ。なーるほど。そういうやつか。色欲に流されるなと。

三猿

見ざる聞かざる言わざるの三猿が有名すぎて他の部分を知らない人が多いと思うが、実際は神厩舎には全部で16匹の猿が描かれている。

これは本来は、生まれてから、幼少期、青年期、恋や結婚そして出産してまた生まれるに戻るという、人の一生を描いた物なのだ。

三猿は幼少期にあたる部分なので「子供の頃は悪いものは見ない聞かない言わないで育てるべし」という意味なのではないかと言われている。もしくは「人の非は聞かない、人の非は見ない、人の過を言わない」といった意味とも言われているのだが、まぁどっちも大事だよね。

三猿もリニューアルされていた。なんていうんだろな、前のと違って威厳とか迫力といったものがなくなって、ちょっとかわいいお猿さんになっていた。

三猿

前のはこんな感じ。リニューアル版も10年位経つといい意味で経年劣化して味が出てくると思う。新しすぎると塗装が浮いて見える。

新しい陽明門

陽明門 遠くから

さて、この旅のメイン行事、新しくなった陽明門を見に行こう。どんなふうになっているのだろうか?

階段

階段を上がるとリニューアルされた陽明門が近くに見えてきた。

陽明門

大司氏
やっぱり日光東照宮といえばこれですよっ!!やっと復活しましたねぇ。
相変わらずというか、前にも増して金ピカですね。これの改修工事ってめっちゃ大変だっただろうなぁ。

東照宮 陽明門

陽明門 龍

陽明門は意味が分からないぐらい細かいところまで彫刻がされている。上段には龍。その下には息(ソク)という霊獣、唐獅子などなどが、おびただしい数いる。霊獣たちがしっかりと本殿を護っているのだな。めっちゃ強そう。

どこかのツアーガイドさんが、団体客に対して「この門の先は悪い人は入れないようになっています」としきりに言っていた。それだけ霊的な意味での護りが強いのだろう。そして中に入れた俺は悪い人間ではないのだろう。多分、おそらく。

陽明門

よく見ると霊獣の口がちゃんと阿吽になっている。めっちゃ細かい。

新陽明門

個人的には、この黒と金の部分がとてつもなく美しく感じる。単純にかっこいい。ぼけーっと数時間見ていられる。数時間というか、一日中この門を見ていても飽きないということから、日暮御門という別名がついたそうだ。

唐獅子

唐獅子の上にはたくさんの人が彫刻されている。囲碁をやる人や琴を弾く人、仙人やらなんやらかんやら。これは中国の故事などがモチーフになっているそうだ。

家康公は昔の中国の文化好きだったんだな。東照宮には象なども彫刻されている。かなり外国の文化に詳しかったのだろう。

まぁ、そんな徳川幕府はこの後、鎖国して完全にガラパゴスな時代へと進んでいくのだが。しかし、個人的にはあの時代鎖国してたのは結果的には正解だったのではないかと思う。

唐獅子

ここの唐獅子もリニューアルされてちょっと可愛くなっていた。白すぎる。作り立て感が半端ない。

まぁ、いずれは迫力を取り戻すのであろうが。今しか見ることができない姿だし、これはこれでラッキーだけど。

伊勢の遷宮もリアルタイムで見てきたのだが、新旧の宮が並んだ状態だと古い方の宮の方が迫力があった。歴史の重みを感じるというか。時間の経過は大事。新しい宮は単純に綺麗だけどね。ちなみに今はもう、昔の宮は見ることはできない。

日光 龍

陽明門はパッと見て「わーすごいね」とか言って中に入ってしまうのは勿体ない。見れば見る程、色々な事に気付くと思う。せめて10分ぐらいはじっくりと眺めてみて欲しい。

陽明門

陽明門

金ピカの門の横の壁にも無数の彫刻がされていて、こちらも大変美しい。

日光東照宮 本殿

日光東照宮 本殿

本殿は中まで入ることができる。当然撮影などは禁止。将軍着座の間や石乃間を見ることができるが、まあ豪華な造りになっている。正座して住職の説明を聞いてから参拝。この住職の話を聞いていると歴史を感じる。

この本殿も改修工事が終わってまだ日が浅い。新しくて金ピカ。本殿は元々は落ち着いた造りだったそうだが、3代将軍家光公が豪華絢爛に変えたそうだ。

ちなみに数年前の事だが、ここで昔の本殿の柱を使ったお守りが販売されていた。今ではもう手に入れることはできないと思う。俺のバッグの中には日光東照宮の柱が入っているのだ。なんかすげーとよく思う。

日光東照宮 本殿

神社の改修工事などの際に参拝するとそういった、超レアなお守りなどを手に入れることができるので、工事中かーなどと言わずに参拝してみるといいと思う。

東照宮 奥宮

本殿での参拝が終わったら、奥の宮へ。この奥の宮に続く階段の入り口、坂下門に有名な眠り猫がいる。伝説の職人、左甚五郎が彫ったといわれている。

眠り猫

猫、今日もグーグーよく眠ってますね。平和ですわ。
大司氏
でもこの猫、寝てるように見せかけてるだけで本当は臨戦態勢らしいですよ。奥宮を守る猫なので。

眠り猫を越えるとひたすら階段が続いている。207段もあるそうだ。毎回登り切る頃にはかなりゼーゼー言う。

日光階段

日光 東照宮 奥宮

突き当りにある、この御遺訓を見るたびに「あー。急ぐのやめよう」と思う。ゆっくりゆっくり登っていく。

日光 東照宮 奥宮

日光 東照宮 奥宮

この奥に江戸幕府を作った天下の大将軍、徳川家康公のお墓がある。中まで入っていけるので間近で見ることができるが、さすがにお墓の写真を撮るのは失礼な気がするのでいつも撮らない。少なくとも俺ならいやだしな。

遺体は久能山に納められており、本当の意味での墓というよりは分霊された場所がここ日光の奥の宮ではないか?という説もあるそうだが。本当のところは俺ら庶民にはわからんよね。

奥宮、家康公のお墓は、青銅の塔みたいな形になっていて、一見すると墓には見えずかなりかっこいい。見てみたい人は実際にその足で行って見て欲しい。階段ちょっとしんどいけど東照宮まで来たらここまでは来たほうがいいと思う。

家康公、今年もどうもありがとうございました。平穏無事にすごせました。へへーー。

陽明門

奥宮から、本殿のある場所に戻り、外に出た。

陽明門を出て右手に薬師堂(正式名称は本地堂)がある。薬師堂には超有名な鳴き龍がいるので初めて日光に行く人は行くべし。

薬師堂には、薬師如来と各干支の守護神(十二神将)がいる。薬師如来と自分の干支の守護をしてくれる仏様に参ると大変良い。また、鳴き龍の鈴のような美しい鳴き声は聞くと心が洗われると思う。ちなみに薬師堂の中は全面的に撮影禁止なので要注意。

薬師堂には、一生そのまま持っていられる健康のお守りがあるのだが(普通のお守りは1年に1度変えなければならないが、ここのは特別)、これは頂いておくと良いと思う。俺は沖縄にいるときに気が付いたらその健康守りが財布の中から無くなっていた。多分なんか守ってくれたのだろう。今は2代目が財布に入っている。

甘酒

すっかり冷えてきた。五重塔の前で甘酒を飲んで一息ついた。

いやー、しっかし来た甲斐がありましたね。新しい陽明門も拝めましたし。
大司氏
そうですね。前とは少し雰囲気が変わりましたが、これはこれでいいですね。

五重塔

さて、つぎは二荒山神社へ参る。

 

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