伊勢神宮へひとり旅。恒例となったお伊勢参りへ行ってきました。東京から伊勢神宮、伊勢から九州までのひとり旅になります。今回は伊勢市に宿泊。朝から二見興玉神社、外宮、内宮へ参拝しそのまま大阪へ向かいます。参拝の旅はひとり旅が1番。誰にも気を使うことなく、静かな時間が過ごせます。ひとり旅は自分自身と向き合えるいい時間にもなりますよ。年に一度ぐらいは出かけてみては?
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伊勢神宮へ ひとり旅
3月の頭、一年半近く住んでいたカンボジアから帰国しました。仕事で日本じゃないと出来ない案件があるし、夏には沖縄にいくので、今回は暫らく日本に滞在します。
日本に帰ったらまずは伊勢神宮に行きたいと海外にいる時から思っていました。
そんなわけで今回は東京から名古屋を経て伊勢神宮→伊勢神宮から大阪上本町→大阪をまわってから船で九州までの3泊のひとり旅をしてきました。
まずは日本に戻らないと話になりません。中国東方航空の飛行機でシェムリアップから上海経由で日本へ。何度か乗ったけど割と機内は快適。※ただ中国東方航空はロストバゲージ率高いので注意。
東京で仕事の打ち合わせをサクッと済ませ、さっそく伊勢神宮へ参拝の旅に出かけます。
高速バスで名古屋まで
朝7:00。東京駅八重洲口から名古屋まで高速バスで行きます。名古屋までは高速バス、そこからは近鉄線でいくのがいつものルート。
朝の東名をバスでひた走ります。この線すき。だいたいいつもJR東海のバスに乗っています。3000円~5000円ぐらいで乗れるので大変経済的。
昼前に名古屋に到着しました。毎回、名古屋はほぼ素通りですが、ちょうど昼時だし、たまには名古屋名物でも食べようかと思います。
駅中をぶらぶらしていると無性に味噌カツが食べたくなって、がっつり味噌カツ丼を食ってやりました。時間がない時はこういう駅中の飲食店が便利。
串カツ風になってて食べやすく、味も普通にうまいですね。
今回は伊勢シティホテルに宿泊
名古屋から伊勢市まで近鉄線に揺られて行きます。片道1,450円で1時間45分。この路線もさすがに見慣れたなぁ…。半分ぐらい寝て過ごしました。
伊勢市に到着!やっと着いた伊勢市駅。近鉄のホームを出ると
風がめちゃめちゃ冷たく南国慣れした身体には堪える気温。やっぱり旅するなら冬より春夏ですな。
伊勢シティホテルは近鉄伊勢市駅の真横。アクセスは100点。寒い中あまり歩きたくないので助かりました。
料金は安く一泊5000円。しかし、外観から客室までしっかりしていて、想像してたより全然ちゃんとしたホテル。
シングルの部屋は4畳半~6畳ぐらいかな?ちょっと狭め。ベッドはふかふかしていて全く問題なし。
シャワールームも広くて清潔。ここは結構重要なポイントです。
自販コーナーにはビールなどもあり、電子レンジもあります。ホテルの自販コーナーはなんかすき。自販でビールを買うと旅してる感じがしませんか?
夜は、伊勢市の駅近くにある岡田酒店で一杯やって寝ました。ここめっちゃいいお店でした。
伊勢市の隠れた名店「岡田酒店」で立ち呑みしてきた!
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お伊勢参りの起点 二見興玉神社へ
伊勢神宮参拝の前に参拝する神社。道開きの神様と五穀豊穣の神様、そして海の神様を祭っています。有名な夫婦岩などもここ。5月~7月は夫婦岩から昇る朝日を見ることができます。
御祭神
猿田彦大神
宇迦御魂大神
龍宮社 綿津見大神
アクセス
JR参宮線 二見浦駅から徒歩15分 伊勢市~二見浦 料金 時間
伊勢神宮ひとり旅二日目。朝6時に起きた俺は、二見浦へ向かいました。伊勢神宮参拝は、まずは二見興玉神社での禊からスタートなのです。
こういうのもひとり旅だと好きなようにいけるのが良いところ。人が多いと、外宮と内宮だけ参拝して帰ろうとか、朝早いのはダメだとか、アレが食いたいだとか色々言い出すし気を使ってクソ面倒な事になるのです。
神社巡りの旅はひとり旅か、友達2人ぐらいで行くのがいいと思います。見たいモノもじっくり見ることが出来るし、参拝もしっかりと出来るし、その場所の神聖な空気をゆっくり感じる事が出来ます。
沖縄など、はっちゃける為に行く場所は団体やカップルなどで行った方が楽しいと思いますが、参拝の旅は少人数で、趣味の合う人間と行くのをお勧めします。
二見浦の海に到着。早朝の海は気持ちがいい。朝は海が澄んでいて単純にきれいです。
早朝の二見浦はマジで誰もいません。神社につくと神主さんが拝殿の扉を開けている最中でした。
道開きの神様、猿田彦大神様と五穀豊穣の神、宇迦御魂大神様、二柱の神々に海外から無事日本に帰ってこれた事、仕事が順調な事など報告させてもらいました。
これが有名な夫婦岩。夫婦岩は日の大神と、海中にある興玉神石への鳥居の役割を果たしています。男岩は高さ9m、女岩は高さ4mで。男岩、女岩を繋いである注連縄の長さは35mもあるそうです。
5月~7月の早朝に来るとちょうど夫婦岩の間から日が昇って神々しい景色を見る事が出来ます。写真は3月の日の出。
二見興玉神社の先には龍宮社があります。この橋を渡ったところ。海を治める綿津見大神様にも御挨拶。
沖縄に行くと海遊びがメイン。毎回、無事に楽しく遊べている事に対してありがたやーと感謝。
太陽が完全に昇りました。朝の海はとてつもなく清々しく、確かに穢れが消えていくような気になります。禊はこれで完了。
さて、二見浦で禊がすんだら次は伊勢神宮へ。外宮、そして内宮の順で参拝します。
二見浦の駅まで戻って時刻表を見ると電車がしばらく来ない…。仕方がないので伊勢市までタクシーで戻りました。
伊勢シティホテルをチェックアウトし外宮へ向かいます。
伊勢神宮 外宮へ
衣食住の神様、豊受大御神をお祭りする外宮。正式には豊受大神宮。
アクセス
JR 近鉄 伊勢市駅から徒歩10分。駅の改札を出たら参道になっています。
伊勢神宮 外宮参拝の順序や詳細な情報はこの記事にまとめてあるので参拝に行く人はご参考に。
伊勢神宮 外宮 豊受大神宮へ 伊勢旅行記
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いつもと変わらない景色。なんかまた来れてよかった。
外宮では海外にいる間も、衣食住に困ることなく生活する事が出来た事を報告し、御礼を述べさせて頂きました。
伊勢神宮 内宮へ
日本人の総氏神、高天原の最高神、太陽の神様、天照大御神を祭る内宮。
アクセス
外宮からバスで15分。料金 五十鈴川駅から徒歩20分。
道開きの神 猿田彦大神をお祀りする神社。内宮に行く前に参拝。
アクセス
外宮からバスで10分。料金 五十鈴川駅から徒歩15分。
伊勢神宮 内宮参拝の順序や詳細な情報はこの記事にまとめてあるので参拝に行く人はこちらをご参考に。
伊勢神宮 内宮 皇大神宮へ 伊勢旅行記
伊勢神宮の内宮は、天照大御神をお祀りする日本有数の聖地。内宮は正式には皇大神宮といいます。 宇治橋を渡れば別世界が広がっています。 一生に一度はお伊勢参りといわれる日本人のこころの故郷、伊勢神宮。あな ...
猿田彦神社へ参拝し、二見興玉神社と同じく、猿田彦大神様に自分の思う道を開いていけてる事を報告。そして内宮へ。
宇治橋に着くとやたらと人が多く、特に若い女子大生風の集団がキャッキャしていました。日本は春休み期間なのですね。一人でぼさっと宇治橋を眺めていると、色んなグループから、集合写真を撮ってくれと頼まれました。暇そうな無害そうなおっさんと思ってんだろうな。
宇治橋といえば早朝の日の出が有名。それはそれは美しいのですが、青空の鳥居もなかなかですよね。
因みに早朝に宇治橋に来るとこういう景色を見ることが出来ます。めっちゃ神々しい感じになるのでこれはおすすめ。特に冬は鳥居の真ん中に太陽が上るのでいい感じですよ。
宇治橋を渡り、神苑を抜け正宮へ向かって進んでいきます。
伊勢の空気はいつ来ても澄んでいて、とてつもなく落ち着きます。深呼吸したくなる空気。
天照大御神様に無事に日本に帰り着いた事などを報告して、毎日問題もなく生きていけていることに感謝。
荒祭宮、風日祈宮と別宮へ参拝し、無事、生きて帰ってこれたお礼参りを終えました。こういう節目節目に参拝するの大事だと思う。
おはらい町・おかげ横丁で食べ歩き
お伊勢参りに来た時の定番となったおはらい町、おかげ横丁での買い食い。食べ歩き。
おはらい町、おかげ横丁も女子大生らしき集団がやたら多く賑やかでした。
おかげ横丁に来たら必ず食べる、毎度おなじみとなった豚捨のコロッケを頬張ります。
次におはらい町の1番端っこにある店で皮揚げを食べる事に。これ前から1回食ってみたいと思っていたのです。
店頭にかわあげが大量に置いてあるのですが、めっちゃうまそうなんですよ。
小洒落た店内。休憩するにはちょうどいい感じ。トイレなんかもきれい。
店内でビールを飲みながらむしゃむしゃとガッつきました。揚げた鶏皮に甘辛いタレが染みていてビールによく合います。
旅先で昼間から飲むビール程うまいものはありません。めっちゃいい気分。これこそがお伊勢参りの参拝後の楽しみ。
今回の参拝も天気がよくてよかった。今のところ、伊勢神宮参拝は100%晴れ。曇りとかもなく、完全に晴れ。ありがたいことですね。さすが太陽の神。
いつもなら、ここから東京に戻るのですが、今回はいつもと違い、ここから近鉄大阪線に乗り大阪、上本町へ向かいます。
伊勢市から大阪上本町 近鉄線の旅
伊勢から大阪へ。まだまだ旅は続きます。
伊勢市から大阪まで2時間半で行けると最近まで知りませんでした。普通電車で1800円。特急は3120円かかりますが1時間40分で大阪に着きます。
俺は関西で生まれ、ある程度の歳まで過ごしたのですが、上本町は全く用事がない町でした。多分、人生で初めて行く気がします。
そういえば、この電車は途中で忍者で有名な伊賀を通ります。知らない街を電車で通り抜けていくと、旅している実感がわきます。
世界中どこまでいっても町があって、そこで暮らす人がいて。なんか毎回不思議な気持ちになりますね!
さて、無事に上本町に到着した俺は、梅田のカプセルホテルに向かいました。
大阪 梅田の夜と住吉大社に参拝!
梅田のカプセルホテル・カプセルイン大阪に宿泊し、翌日、大阪最大の神社「住吉大社」に参拝してきました。昔は近くに住んでいたので、初詣でよく行った住吉大社。10年ぶりぐらいですね。なんだかんだ楽しい大阪の ...
次は大阪です
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