伊勢神宮の内宮は、天照大御神をお祀りする日本有数の聖地。内宮は正式には皇大神宮といいます。 宇治橋を渡れば別世界が広がっています。 一生に一度はお伊勢参りといわれる日本人のこころの故郷、伊勢神宮。あなたも一度は参拝してみてください。
伊勢神宮 内宮 皇大神宮への参拝
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伊勢神宮 内宮(皇大神宮)
御祭神
正宮 皇大神宮 天照大御神
別宮 荒祭宮 天照大御神荒御魂
別宮 月読宮
月読宮 月読尊 / 月読荒御魂宮 月読尊荒御魂
伊佐奈岐宮 伊弉諾尊 / 伊佐奈弥宮 伊弉冉尊
別宮 瀧原宮
瀧原宮 天照大御神御魂 / 瀧原並宮 天照大御神御魂
別宮 伊雑宮 天照大御神御魂
別宮 風日祈宮 級長津彦命・級長戸辺命
別宮 倭姫宮 倭姫命
アクセス
五十鈴川駅より徒歩20分~30分。外宮よりバスで10分。
月読宮は内宮より徒歩15分。倭姫宮は五十鈴川駅より徒歩7分。
瀧原宮は松阪駅よりバスで1時間。伊雑宮は近鉄上之郷駅より徒歩3分。
伊勢神宮公式HP http://www.isejingu.or.jp/about/naiku/index.html
伊勢神宮参拝旅行の目的地、伊勢神宮。次はいよいよ内宮です。我らが総氏神、高天原の最高神、天照大御神様の鎮座する内宮。正式には皇大神宮といいます。
内宮の入口はこの宇治橋の大鳥居。伊勢神宮と言った時、誰もが思い浮かべるであろうこの景色。
因みにこの大鳥居は7.44mもあります。日の出の時間に来ると鳥居越しに太陽が輝いて、それはそれは神秘的な景色に出会えますよ!
何度か早朝参拝しに行きましたが、こういう景色を見ることが出来ます。
めっちゃ神々しくないですか?ここの景色ほんと好き。これぞ伊勢神宮って景色ですよね。さすがは伊勢神宮内宮という景色。とにかく、めっちゃ美しいので早朝の参拝はおすすめです。日の出を見るのなら冬が1番いいと思います。鳥居の中心に太陽が上ってきます。
宇治橋と五十鈴川
鳥居の前でお辞儀をして、宇治橋を渡っていきます。ここは外宮と違って右側通行です。ここでも真ん中は歩かないようにしましょう。
宇治橋からは冬の陽に照らされた五十鈴川が見えます。キラキラと輝いていて見てるだけで落ち着きますね。大きな川があるとやっぱり雰囲気出ますね。
そして、宇治橋の金具の装飾には、ひとつだけ天照皇大神宮と書いてるものがあります。これを見つけてさするといい事があるそうです。
御手洗場
宇治橋を渡りきると、ここからは完全に別世界です。まずは五十鈴川で身を清めに行きましょう。
内宮の正式な参拝順序としては
- 御手洗場
- 瀧祭神
- 正宮
- 御稲御倉
- 別宮 荒祭宮
- 別宮 風日祈宮
- 子安神社・大山祇神社
の順番に参拝するのがいいそうです。
内宮入って真っ直ぐ行くと、神苑と呼ばれる大変美しい庭が広がっています。
景色を見ながら進んで行くと古札納所があり、その先に手水舎があります。古い神札やお守りは古札納所で返納しておきましょう。
因みにこの手水舎の手前にはトイレがあります。そこから先にはトイレはないので注意。
手水舎を右に行くと五十鈴川に出ます。御手洗場と呼ばれる場所で、昔はここで身を清めるのが習わしだったようです。
手水で手と口を清めておきましたが、五十鈴川の水で更に清めておきました。五十鈴川めっちゃ透明度高いですね。
冬の五十鈴川は冷たくキリッと引き締まります。これで身も心も清まったはず。
所管社 瀧祭神
御手洗場から、五十鈴川に向かって左方向に進むと瀧祭神の宮に出ます。ここをスルーして先に進んで行く人が多いのですが、瀧祭神の宮はまず最初に参った方がいいですね。瀧祭神は別宮ではなく所管社ですが、別宮と同等扱いされています。そのくらい重要な社なんですね。
瀧祭大神が天照大御神にお取り次ぎして下さるらしいので、しっかりご挨拶をしておいた方がいいでしょう。
我々もしっかりとご挨拶させて頂きました。
広い参道に戻り鳥居をくぐり、少し進むと左手に神楽殿などがあります。
神楽殿には神札やお守りの授与所があります。御朱印もここで頂けます。
そして神楽殿の前をそのまま真っ直ぐ行くと、正宮が見えてきます。
正宮 皇大神宮
ここが、伊勢神宮の中心です。内宮の正宮。天照大御神、三種の神器「八咫の鏡」が祀られている皇大神宮。倭姫命が苦労して探しだした場所。
静謐な空気。結構ピリッとしてくる感じ。初めて来た時は、この規模や、無駄な装飾のないシンプルな美しさにひたすら圧倒されました。
内宮正宮でもお賽銭を投げたり、個人的なお願い事をしたり、正面から写真など撮らない方がいいそうです。写真撮るなら階段の下からですね。
半年ぶりに、またここにこれて良かったなぁ。参拝していると、ここでも仕切りの白い布が上まで捲れ上がりました。
この半年間の色々な事に感謝の気持ちを申し述べました。いつもありがとうございます。
正宮にお参りした我々は別宮、荒祭宮へ向かいます。その途中に巨大な木があるのですが、ここの木みんなさすってたので、我々もやっておきました。
伊勢神宮の木って1本1本が神木級のサイズなんですよね。めっちゃでかい。というか、神宮の木は注連縄とかしてないだけで、全部神木なのでしょう。なんか生命力が漲ってる感じがします。
別宮 荒祭宮
正宮から別宮 荒祭宮へ。荒祭宮は正宮に向かって左側に位置します。神楽殿へ戻っていく途中、右手に坂があるのですぐ分かると思います。
坂を上がっていくと御稲御倉や外弊殿などがあり、その先に荒祭宮があります。天照大御神の荒御霊が祀られているところ。
ここも、やっぱ独特の空気。荒祭宮ではお願い事をしてもいいとかいう話もありますが、あんまそういう気にならないですね。個人的な事を言うような空気じゃないというか。
世界とかこの国とかそういうジャンルの事について願いました。最近の世界情勢を見ていると、色々と考えちゃうよね…。
※荒祭宮と大山祇神社、子安神社は年末のでは写真撮らなかったので夏に撮ったのを載せておきます。
ここの階段、真ん中の方に「踏まずの石」という、天の字に割れている石があるそうなのでよく見て進みましょう。踏むと神様に怒られます。俺は、それがどれかわからないので、いつも端っこを歩いています。端っこ歩いとけば、とりあえず踏むことはないだろうと。
ところで、この荒祭宮の周辺は森の中を見るとたまに鹿がいます。参拝した後は、ちょっと森の中を見てみるといいかもしれません。
荒祭宮への参拝を済ませた我々は、神楽殿のところまで戻りました。
別宮 風日祈宮
神楽殿の向かいに五十鈴川御橋という橋があり、そこを渡ると風日祈宮があります。
これは2017年の年末に撮影したものですが、天気がいいと、この辺はマジで美しいんですよねぇ。
風日祈宮には、外宮の風宮と同じく雨風を司る級長津彦命、級長戸辺命が祀られています。
こっちが遷宮終わった新しい宮。真新しくてきれいですね。
こっちが今までの宮です。年月を重ねた重みと威厳がある感じ。新しい宮も次の遷宮の頃には、こういう雰囲気になっているのでしょう。
遷宮終わったばかりらしく、両方を見ることが出来たのはラッキーだったと思います。なかなか見ることのできない景色ですよね。
内宮の敷地内にある別宮は、荒祭宮と風日祈宮だけですが、内宮の別宮は数が多く、かなり遠い場所にもあります。全てに参拝する場合かなりの時間が必要になります。
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追記している2019年現在でも、まだ瀧原宮と倭姫宮には行けていません。いつか参拝しに行きたいと思います。
我々は、また神楽殿に戻り、神札やお守りなどを見て回りました。俺は神棚を手に入れるかどうか散々悩みました。うちには簡易の立て掛けるやつしかないから。伊勢神宮内宮の神棚とか凄そう。明日決めようかな。
所管社 大山祇神社と子安神社
神楽殿の横から、参集殿(参拝者の休憩所でお神酒などが飲める)の方へぐるっとまわって、また宇治橋の方向へ向かいます。
そのまま帰る人が多いのですが、ちょっとまって!宇治橋の手前には大山祇神社と子安神社があるんです。
山の神、大山祇神とその娘、木華咲耶姫神が祀られています。富士山周辺の神社はほぼ大山祇神、木華咲耶姫神をお祀りしています。
入り口から見て奥が大山祇神社です。山の神様ですね。
こちらが子安神社です。ここは安産祈願とかそういう場所です。木華咲耶姫神は火の海の中でも瓊瓊杵尊の子を出産してますからね。祈祷用の小さな鳥居がたくさん奉納されています。この人達が無事に出産したり、新しい生命を授かれるといいなぁと素で思います。
子宝に恵まれたい夫婦などは是非、参拝してほしいですね!少子化は割と深刻な問題ですし。
そして、参拝を終えた俺たちは、また宇治橋を渡って外に出ました。なんか達成感。明日の早朝もう一回こようと思います。
一番大きな目的を果たした我々は、お腹も減ったし、内宮参拝後のお楽しみ、お払い町、おかげ横丁へ向かいました。
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